- はじめに
- 【結論】イチオシは Spot 400
- なぜ登山でヘッドライトが必要なのか?
- ヘッドライトを選ぶ判断基準は?
- なぜBlack Diamond (ブラックダイヤモンド)が人気なのか?
- Black Diamond (ブラックダイヤモンド)とは?
- Black Diamondが人気な理由5選
- 【独断】Black Diamondの魅力2選
- Black Diamondと主要ブランド5社の比較
- Black Diamond (ブラックダイヤモンド)のヘッドライト3種
- Black Diamond (ブラックダイヤモンド)ヘッドライト一覧
- Black Diamondの「R」とは?
- 主要3種の比較
- 個別製品レビュー
- 【登山者100人の失敗談】ヘッドライト編
- まとめ
はじめに
こんにちは!ぽれとりです!
みなさん、ヘッドライト選びでこんな悩みはありませんか?
- ブラックダイヤモンドのヘッドライトはなぜおすすめなのか?
- ブラックダイヤモンドのヘッドライト、結局どれを選ぶべきなの?
- モンベルやペツル、ブラックダイヤモンドの違いは?
ブラックダイヤモンド(以下BD)のヘッドライトは種類が多く、現在約10モデル以上が展開されています。
似たような名前や数字が並んでいて、正直どれを選べばいいか判断しにくいですよね。
【この記事で分かること】
- なぜBDのヘッドライトがおすすめなのか
- ラインナップの中で最もおすすめな1品
- 2026年の最新動向(Dual-Fuelなど)
- 登山初心者がやりがちなヘッドライトの失敗3選
私自身、最も好きな登山装備はヘッドライトで、いつもかなり調べてから購入しています。
特に、ブラックダイヤモンドのSpotシリーズは5年以上ずっと愛用しています。
例えば、
- 夏の北アルプス1週間縦走
- 屋久島での1週間の沢登り
- キリマンジャロ登山
- ニュージーランドトレッキング
すべて、ブラックダイヤモンドのSpotシリーズとともに乗り越えてきました。
そんな私の経験と、登山歴10年の中で、大学の山岳部や社会人サークルで100人以上の仲間と関わってきて学んだ経験をもとに、ブラックダイヤモンドの魅力をもれなくお伝えします!
【結論】イチオシは Spot 400

9割の登山者が買うべき、Black Diamond (ブラックダイヤモンド)のヘッドライトは『Spot 400』です。このヘッドライト本当にすごいです。
私の判断基準(300lm以上・赤色あり・100g未満)をすべて高水準で満たしています。
おすすめ理由3選
- 明るさと軽さのバランス:400ルーメンで77.5gという、登山に最適なスペック。
- Dual-Fuel(デュアルフューエル):乾電池も専用充電池も両方使える安心感。
- 防水性能:IPX8(完全防水)で、雨の中での行動も問題なし。
よく比較されるライバル機種(Petzl アクティック等)との違いは以下の通りです。
Spot 400のメリット
- IPX8という圧倒的な防水性能(水没しても耐えるレベル)。
- 「PowerTap」機能により、一瞬で最大光量に切り替えられる操作性。
Spot 400のデメリット
- 多機能ゆえに、ボタン操作(タップ操作含む)に少し慣れが必要。
- 防水パッキンが強力なため、電池蓋が開けにくいことがある。
私自身、ファストパッキングからテント泊縦走まで、メイン機として『Spot 400』ガシガシ使っています。
「とりあえず『Spot 400』を持っていけば、どんな山行でも対応できる」という安心感は絶大です。
進化し続けるSpotシリーズ
ブラックダイヤモンドは定期的(約2年周期)にモデルチェンジを行っており、Spotシリーズは以下のような変遷をたどっています。
- 2020年頃: Spot 350 発売(Spot 325の後継)
- 2022年春: Spot 400 発売(Spot 350が廃盤)
- 2023年頃: Spot 450 発売(現行モデル)
現在は Spot 450 が最新のスタンダードモデルとして流通していますが、Spot400で十分すぎます。
| 比較項目 | Spot 350 (旧型) | Spot 400 (現行) |
| 最大明るさ | 350ルーメン | 400ルーメン |
| 給電方式 | アルカリ単4電池 × 3本のみ | デュアルフューエル (電池 or 専用充電池) |
| 本体の形状 | 標準的な厚み | より薄く、低重心 |
| 重量 | 約86g (電池込) | 約77g (電池込) |
| バッテリー残量計 | 3段階LED | より高精度な3段階LED |
| 防水性能 | IPX8 (水深1.1m/30分) | IPX8 (水深1.1m/30分) |
なぜ登山でヘッドライトが必要なのか?
理由は大きく分けて3つあります。
- 夜間・早朝の行動:ご来光登山や、日が暮れてからの到着に必須です。
- テント・小屋泊:トイレ移動や手元の作業に使います。
- 予期せぬトラブル:これが最も重要です。
道に迷ったり、足を挫いたりして下山が遅れることは誰にでも起こります。
日が落ちた山は漆黒の闇です。ライトがなければ一歩も動けず、遭難します。
日帰り登山であっても、ヘッドライトは「命綱」として携行必須です。
ヘッドライトを選ぶ判断基準は?
私がヘッドライトを選ぶ際、登山者全員に伝えている判断基準は下記です。
- 最低300ルーメンあるか
- 赤色(または電球色)を使えるか
- 100g未満か
過去、丹沢で道に迷い、夜8時まで暗闇を彷徨ったことがあります。
その時、光量の低いライトしか持っておらず、足元が見えずに本当に怖い思いをしました。
300ルーメンあれば、暗闇でもルートファインディングが可能です。
また、「赤色LED」は山小屋やテント場で他人の目を眩ませないためのマナーとして必須。
「100g未満」というのは、長時間頭につけていても首が痛くならないギリギリのラインです。
100gを超えると、歩行時の揺れや重さが地味にストレスになります。
なぜBlack Diamond (ブラックダイヤモンド)が人気なのか?
結論、「アルパインクライミング発祥のブランドだから」です。
BDは過酷な環境で道具を使うクライマーから絶大な信頼を得ています。
トラブル時に確実に機能することが求められるヘッドライトにおいて、この「信頼性」は何より重要です。
Black Diamond (ブラックダイヤモンド)とは?
1989年にアメリカ・ユタ州で設立された、世界的なアルパインブランドです。
前身は伝説的なクライマー、イヴォン・シュイナードが立ち上げた「シュイナード・イクイップメント」。
クライミングギア、バックカントリースキー、そしてトレッキングポールなどで業界をリードしてきました。
「ユーザー=開発者」という姿勢を貫き、現場の声を即座に製品に反映させる開発力が特徴です。
プロのガイドやアルピニストがこぞって愛用する、「本物」志向のブランドと言えます。
Black Diamondが人気な理由5選
ざっと5個あります。
- 高い明るさと調節可能な照射モード
- 長いバッテリー寿命と電池残量インジケーター
- 高い防水防塵性能(多くのモデルでIP67〜IPX8を取得)
- 使いやすさと軽量設計(シンプルで操作しやすい)
- 2026年の最新トレンド「Dual-Fuel」
特に2025-2026年のアップデートで注目すべきは、「Dual-Fuel(デュアルフューエル)」の標準化です。
従来は「乾電池モデル」か「充電モデル」かの二択でした。
しかし現在は、乾電池モデル(Spot 400など)を買っても、後から別売りの専用バッテリーを使えば充電式に進化させられます。
この「どちらも使える」柔軟性が、現代の登山者に支持されています。
【独断】Black Diamondの魅力2選
個人的に特に強みだと感じるのは以下の2点です。
高い明るさと調節可能な照射モード
ヘッドライトの一丁目一番地である「暗闇でちゃんと見えること」をしっかりと抑えてくれているのがブラックダイヤモンドです。
ほとんどのモデルが300ルーメンを超え、また、遠くを照らすスポットモードを兼ね備えてくれています。
また、本体の側面(ハウジング)をタッチすることで、瞬時に最大光量(400ルーメン)と現在の明るさを切り替えるPowerTap™ (パワータップ) 技術はブラックダイヤモンドならではの魅力です。
圧倒的な防水へのこだわり
BDの主要モデルはIP67(防塵防水)やIPX8(完全防水)に対応しています。
特にIPX8は「水深1.1mに30分沈めても動作する」レベル。
雨が降ろうが、沢に落とそうが、ライトが消える心配がほぼありません。
他社にも防水モデルはありますが、この価格帯で標準装備している点が凄いです。
私は、沢登りを行っていたこともあり、防水性能の高さでブラックダイヤモンドのヘッドライトを選んでいました。
Black Diamondと主要ブランド5社の比較
各社の特徴をざっくり整理しました。
| ブランド | 特徴 | おすすめな人 |
| Black Diamond | 操作性・防水性・コスパのバランス最強 | 機能と価格のバランス重視な人 |
| Petzl (ペツル) | 光の質が良く、デザインが洗練されている | 明かりのムラを気にする人 |
| milestone | 電球色(暖色)へのこだわりが凄い | 霧の多い山に行く人・日本ブランド好き |
| Ledlenser | フォーカス機能(ズーム)が優秀 | 遠くをスポットで照らしたい人 |
| mont-bell | とにかく安く手に入る | 予算最優先の初心者 |
| Gentos | ホームセンターでも買える手軽さ | 防災兼用で安く済ませたい人 |
ぶっちゃけ、すべての登山者におススメです。
BDを選んでおけば、雪山や悪天候時でもスペック不足で困ることはまずありません。
私が見てきた登山者100人以上のうち約半分はブラックダイヤモンドのヘッドライトを使っていました。(最初、モンベルで購入したけど、やっぱりヘッドライトは高性能モデルにしたくなり、ブラックダイヤモンドに乗り換えるケースが多いイメージです)
Black Diamond (ブラックダイヤモンド)のヘッドライト3種
全体で10種類程度ありますが、一般登山者が抑えるべきは3つです。
- 入門:Cosmo(コズモ)シリーズ … 必要十分な機能を備えたエントリーモデル。
- 定番:Spot(スポット)シリーズ … 明るさ・機能・軽さの全てが揃った万能選手。
- 上位:Storm(ストーム)シリーズ … 悪天候や長期縦走に耐えるタフなモデル。
基本的には、機能が増えるほど上位モデルになります。
初心者はCosmoから入り、本格的な登山をする人はSpotを選ぶのが王道です。(どうせ山にハマるので最初からSpotを買っておくのがおすすめです(笑))
Black Diamond (ブラックダイヤモンド)ヘッドライト一覧
主な現行ラインナップは以下の通りです。
- Spot 400 / 400-R:バランス最高の定番モデル。
- Cosmo 350 / 350-R:軽量コンパクトなエントリーモデル。
- Storm 450 / 500-R:高出力・多機能な上位モデル。
- Astro 300:シンプル機能の最安モデル(赤色なし)。
- Deploy 325:超軽量38.5gのランニング向けモデル。
- Distance 1500:トレラン・長距離レース用のハイエンド機。
- Onsight 375:クライミング特化型。
Black Diamondの「R」とは?
Spot 400 とSpot 400-Rがあるなど、「R」がつく意味について解説します。
ブラックダイヤモンド(Black Diamond)製品における「R」は、主にヘッドランプの「Rシリーズ(Rechargeable Series)」、つまり充電式モデルを指す名称として使われています。
特に登山用品として見る場合、従来の電池式モデルとは使い勝手が大きく異なるため、その違いを理解しておくことが重要です。
ヘッドランプにおける「R」の意味
製品名に「R」が付くモデル(例:スポット400-R、ストーム500-Rなど)は、リチウムイオンバッテリー内蔵の充電専用モデルです。
- Rの意味: Rechargeable(リチャージャブル/充電式)
- 特徴:
- バッテリー内蔵: 電池の出し入れはできず、スマホのようにUSBケーブルを繋いで充電します。
- 軽量・コンパクト: 乾電池のスペースが不要なため、同クラスの乾電池モデルより薄型で軽量なことが多いです。
- 経済的: 電池を買い換えるコストがかかりません。
「Rシリーズ」と「通常(デュアルフューエル)モデル」の違い
ブラックダイヤモンドには、同じような名前でも「R」が付くものと付かないもの(またはDual Fuelと記載されるもの)があります。登山スタイルによって向き不向きがあります。
| 特徴 | Rシリーズ(例:スポット400-R) | 通常 / デュアルフューエル(例:スポット400) |
| 電源 | 内蔵バッテリーのみ | 乾電池 または 専用充電池(別売) |
| 給電方法 | モバイルバッテリー等からUSB充電 | 電池交換 または USB充電 |
| メリット | 薄くて軽い、電池代不要、防水性が高い傾向 | 予備電池を持てば即復帰可能、入手性が良い |
| デメリット | 山行中に切れたら充電時間を待つ必要がある | やや重くなる、電池の管理が必要 |
- Rシリーズが向いている人: 日帰り登山がメイン、またはモバイルバッテリーを常に携帯し、休憩中にこまめに充電できる人。
- 通常モデルが向いている人: 長期縦走、冬山(低温でバッテリー性能が落ちた際に乾電池に切り替えたい)、万が一の電池切れリスクを極力減らしたい人。
私は、こまめな充電ができないタイプなので、電池が切れたら丸ごと交換してしまう、通常タイプのヘッドライトが好みです。
主要3種の比較
Cosmo 350が入門・Spot 400が定番・Storm 450が上位です。
9割の普通の登山者はSpot 400が無難です。
スペックを比較してみましょう。
| モデル | 明るさ | 赤色LED | ビーム | 重量 | 価格 | 一言で言うと |
| Cosmo 350 | 350lm | あり | 近/遠 | 79g | 低 | コスパ抜群の優等生 |
| Spot 400 | 400lm | あり | 近/遠 | 77.5g | 中 | 迷ったらこれ一択 |
| Storm 450 | 450lm | 赤/緑/青 | 近/遠 | 92g | 高 | 全天候対応の重戦車 |
一言で解説すると下記になります。
- Cosmo 350:軽くて安い。日帰りメインならこれで十分お釣りが来ます。
- Spot 400:Cosmoより明るく、防水性能も上。しかもCosmoより少し軽い。死角なし。
- Storm 450:電池が4本必要で少し重いが、バッテリー持ちと光量は最強。雪山や長期遠征向き。
個別製品レビュー
1. Cosmo 350(コズモ 350)

- 明るさ:350ルーメン
- 重量:79g
- 防水:IPX8
まずはエントリーモデルのCosmo 350です。
「安いモデル=低スペック」ではありません。350ルーメンあれば北アルプスでも十二分に通用します。
明るさが350ルーメン、79gと軽く、IPX8の防水性を持つヘッドライトは、他ブランドでは探すのが難しいです。よく比較されるのは350ルーメン、94g、IPX4のペツルのティカです。
ペツルのティカより1,000円ほど高いですが、15g軽く、防水性能も高い点は捨てがたく、非常に迷います。
個人的なGood
- Good:レンズ形状がシンプルで、近距離を広く照らすのが得意。テント内で使いやすい。
個人的なBad
- Bad:Spotに比べると、遠くを照らすスポット光の飛びが少し弱い。
おすすめな人
- 初めてヘッドライトを買う人
- 日帰り登山がメインの人
- 予備用のサブライトを探している人
向かない人
- バリエーションルートや雪山に行く人
- 道具の軽さを1g単位で削りたい人
私なら
「妻や友人に『とりあえず安くて良いやつない?』と聞かれたら『Cosmo 350』を勧めます。」
2. Spot 400(スポット 400)

これぞBDの顔、ド定番モデルです。
明るさ、防水性、機能、軽さ。全てのバランスが黄金比で整っています。
【基本スペック】
- 明るさ:400ルーメン
- 重量:77.5g
- 防水:IPX8
- 機能:PowerTap搭載
個人的なGood
- Good:400ルーメンありながら、Cosmoより軽い77.5g。IPX8で水没も怖くない。
個人的なBad
- Bad:機能が多いため、説明書を読まないと「あれ、どうやってロックするんだっけ?」となりがち。(ぶっちゃけすぐに慣れます)
おすすめな人
- 全ての登山者(初心者〜ベテランまで)
- 富士登山や小屋泊縦走を考えている人
- 長く使える「相棒」が欲しい人
向かない人
- 操作は「オン・オフ」だけでいいというシンプル派
- 充電専用モデル(Rシリーズ)が欲しい人
私自身もそうですが、メイン機として迷ったら『Spot 400』、これで間違いないと考えています。
3. Storm 450(ストーム 450)

- 明るさ:450ルーメン
- 重量:92g
- 防水:IP67
- 機能:RGB(赤緑青)ナイトビジョン
過酷な環境に挑むための、タフな上位モデルです。
単4電池を4本使用するためパワーがあり、赤色だけでなく緑・青色LEDも搭載しています。
個人的なGood
- Good:バッテリー容量が大きいので、長時間のナイトハイクでも安心感がある。
個人的なBad
- Bad:92gはずっしりくる。前頭部に重さを感じる。電池4本の交換が少し面倒。
おすすめな人
- 冬山登山や、悪天候でも山に入る人
- ハンティングや釣りなど、登山以外でも使いたい人(RGBライト活用)
- 明るさと持続時間を最優先する人
向かない人
- ウルトラライト志向の人
- 首の疲れを気にする人
私なら
「厳冬期の雪山や、2泊以上の長期縦走の時だけ引っ張り出します。」
【登山者100人の失敗談】ヘッドライト編
私が所属する山岳会やサークルで見聞きした、リアルな失敗談を3つ紹介します。
Case1 安物買いの銭失い
Amazonで売っている「謎ブランド」の爆光ライトを買ったAさん。
カタログ値は1000ルーメンでしたが、山で点灯したら30分で消えました。
結局、山小屋で高い電池を買う羽目に。信頼できるブランド品が一番安上がりです。
Case2 気づいたら充電0
充電式ライトを使っていたBさん。
前回の登山から半年ぶりにそのまま持ってきてしまい、登山口で「つかない!」と大慌て。
充電式の場合は、モバイルバッテリーとケーブルの携帯がセットだと肝に銘じましょう。
Case3 見つからない(雨蓋収納推奨)
ザックの奥底に適当に入れていたCさん。
日が暮れて焦って探しても、荷物に埋もれて見つかりません。
ヘッドライトは「雨蓋(トップリッド)」や「サコッシュ」など、30秒で取り出せる場所に定位置を決めましょう。
まとめ
最後に、用途別のおすすめをまとめます。
- 9割の登山者にオススメ → Spot 400
- より厳しい環境・長時間使用 → Storm 450
- まずは価格を抑えたい → Cosmo 350
- 月に1〜2回以上山に行く → Spot 400 + 別売充電池 (BD1500)
これが私の結論です!



