【2025年版】登山用レインウェアおすすめ7選|モンベル・ノースフェイスなど人気ブランド徹底比較

山道具
プロフィール
この記事を書いた人
ポレポレ

高校から登山をはじめ、8年間。
山&旅好きな彼女と、国内外へ。
2人で協力して、[山]と[旅]の情報発信中!

登山初心者のあなたへ

「登山に行きたいけど、どんなレインウェアを選べばいいの?」
「安いのでいい?それとも高機能なものが必要?」

そんな疑問を持っている方は多いと思います。

登山において、レインウェアは“命を守る装備”のひとつ。急な天候の変化や、気温低下から身を守ってくれる非常に大切なアイテムです。

本記事では、登山歴8年の筆者が実際の経験やリサーチをもとに、初心者から中級者向けにおすすめできる登山用レインウェアを7つ厳選し、特徴や選び方を分かりやすく解説します。


登山用レインウェアの選び方

登山用レインウエアの見るべき観点は3つです。

防水透湿性

登山中は高い運動量により発汗が激しくなります。そのため、単なる防水性だけでなく、“透湿性”が極めて重要です。

防水性は20,000mm以上、透湿性は10,000g/m²/24h以上を目安に選ぶと、豪雨でも内部がムレにくく快適です。

GORE-TEXやDRYEDGE、H2No Performanceなどの信頼できる素材を選ぶことが肝心です。また、経年劣化で防水性が落ちるため、メンテナンスも必要になります。(自分は、ケチってマーモットの中古品を購入し、最初使ったと時から防水性があまりなく、しっとりしていて悲しい思いをしたことがあります(笑))

軽量・コンパクトさ

登山では気象条件や標高差に応じてウェアの着脱を頻繁に行うため、レインウェアは「脱ぎ着しやすく」「軽くて」「収納性が高い」ことが求められます。

登山用のレインウェアは200〜400g程度が目安です。

収納袋が付属しているものが多く、ザックのサイドポケットなどに入れて持ち運びやすいものを選びましょう。

登山の3大装備は「登山靴、ザック、レインウェア」であり、たとえ晴れていても急な天候変化に備えて持って行くことが推奨されます。つまり、登山に行く=レインウエアを携行するため、軽量モデルが望ましいです。

素材の耐久性と縫製

登山道では枝や岩などによる引き裂きや擦れが頻発します。

20D以上のナイロン素材や、三層構造(3L)のレインウェアは高い耐摩耗性を備えており、長期間の使用にも耐えられます。

また、縫製部分のシームテープ処理がしっかりしていることも重要。購入時は「耐久撥水(DWR)加工」の有無も要確認です。

レインウエア以外と破れやすいです。自分の場合は乾徳山の登りで、太い枝にひっかけて、大きく穴が開いてしまいました。

 


登山用レインウェアおすすめ7選

登山ブランド・特徴・価格を徹底比較してみました。

商品名 特徴 価格帯 素材 向いている人
モンベル レインダンサー ゴアテックス採用・定番中の定番 約20,000円 GORE-TEX 初心者〜中級者
ノースフェイス クライムライトジャケット 軽量&シンプルな万能モデル 約33,000円 GORE-TEX PACLITE ミニマリスト志向
ミレー ティフォン50000 圧倒的な透湿性。夏山登山に最適 約30,000円 DRYEDGE 蒸れに弱い人
パタゴニア トレントシェル3L 環境にも優しい高性能レインウェア 約25,000円 H2No Performance 環境配慮派
ファイントラック エバーブレスフォトン 日本の山岳環境に特化 約35,000円 エバーブレス 雨風の多い日本の登山者
マムート クライメイトレインスーツ 上下セットでコスパ抜群 約26,000円 DRYtech まとめ買い派
ワークマン イナレムプレミアム 圧倒的低価格で高機能 約4,900円 イナレム素材 コスパ重視の初心者

 

個人的おすすめランキングTOP3

モンベル「レインダンサー」

登山者から高い信頼を得ている、モンベルの定番GORE-TEXジャケット「レインダンサー」。3レイヤー構造で防水性・透湿性・耐久性のバランスに優れており、価格も約2万円とGORE-TEX製品の中では非常にリーズナブル。

・GORE-TEX PRODUCTS(3L)を使用し、優れた防水・透湿性(20,000mm/15,000g/m²/24h相当)を実現。
・止水ジッパー+内フラップ構造により、風雨の侵入をしっかり防止。
・裾・袖口・フードのフィッティング調整機能も備え、着用感が良好。

初心者からアルプス縦走レベルまで幅広く対応できる“間違いない1着”!

ミレー「ティフォン50000」

極めて高い透湿性(50,000g/m²/24h)を誇る高機能レインウェア「ティフォン50000」独自素「DRYEDGE TYPHON 50000」により、雨天時でもムレを抑えた快適な着心地を提供。行動量の多い夏山や梅雨時期の登山に特に適しています。

・耐水圧20,000mm/透湿性50,000g/m²/24h(公称値)
・裏地にストレッチ性のあるニットライニングを採用し、肌触りも◎
・ややゆったり目のフィットでレイヤリングもしやすい設計

 「汗っかきでムレがつらい」という人にこそ最適な通気性特化モデル!

ノースフェイス「クライムライト」

軽量性・携帯性・汎用性を兼ね備えたGORE-TEX PACLITEモデル「クライムライト」。コンパクトに収納可能で、登山のみならず街中や旅行用途にも対応できるスタイリッシュな外観が特長。

・GORE-TEX PACLITE(2.5L)採用で約270gと超軽量
・フロントは止水ジッパー+インナーフラップで風雨に対応
・無駄のないシンプルなデザインで街でも違和感なし

「軽量・スマート・山と街兼用」すべてを求める人にとってのベストチョイス

レインウェア購入時のチェックリスト

レインウエアを購入するときは、下記の観点を忘れずにチェックしましょう。

  • 上下セットで揃っているか(ズボンを忘れがち!)
  • サイズはリュックやミドルレイヤー込みでフィットするか
  • フード・袖・裾の調整機能はあるか
  • ポケットの位置はハーネスやザックに干渉しないか

なお、登山用レインウエアは上下同じブランドでなくても全然良いので、ウエアはお気に入りのブランドで、ズボンは安価なブランドという組み合わせが周りでは多いです。例えば、自分の場合、ウエアはノースフェイス、ズボンはモンベルにしています。


よくある質問(FAQ)

Q. 登山でレインウェアは本当に必要?
→ はい。突然の雨だけでなく、防風・防寒の意味でも必須アイテムです。

Q. ワークマンは登山でも使える?
→ 雨量が少ない日帰り登山なら十分。ただし、長期縦走や悪天候には不安も。

Q. GORE-TEXって洗えるの?
→ はい、専用洗剤を使えば洗えます。洗うことで透湿性も回復します。

まとめ

登山は自然の中で楽しむ素晴らしいアクティビティですが、天候の変化はときに命取りにもなります。だからこそ、信頼できるレインウェアを1着持っておくことが、あなたの安全と快適さを守ります。

この記事が、あなたの装備選びの参考になれば幸いです。気になるウェアがあれば、ぜひチェックしてみてください!

↓オススメの記事

登山ザックおすすめ5選【2025年最新版】初心者が失敗しない選び方も徹底解説!

登山靴おすすめ2025|初心者に最適な1足の選び方【キリマンジャロでも使える?】

【2025年版】最強の登山ヘッドライトは?登山歴8年の私のランキング3選!