はじめに
結論:ニュージーランドで本格的にトレッキングすると1週間で 約30〜40万円 かかります。
私は実際に、
・ルートバーン
・マウントクック
・トンガリロ
を7日間で回り、合計 373,280円 でした。
「高い…」と思った人も多いはずですが、
内訳を見ると“削れる部分”と“削れない部分”がはっきり分かれています。
この記事では、そのリアルな中身をすべて公開します。
かかった費用(全体)
使った金額は、ざっと373,280円でした、特に費用が掛かるのは下記3カテゴリです。
①232,416円(61%)がフライト費
②53,358円(14%)が市街地↔登山口への移動費(レンタカー・車送迎・シャトルバス)
③47,073円(13%)が市街地・テント場の宿泊費
①~③で全体支出の9割になります。今回、4人旅だったため、②③は全体でかかった金額を4人で分割しています。全体支出の残りの1割が食費・国際免許取得費・NZeTA申請費・その他雑費になります。テカポ星空ツアーやKiwi houseはNZならではの経験をしたかったため参加しました。
なお、1NZD=91円換算で計算しています。(2026年1月時点)直感的な分かりやすさを重視し、日本円表記にしています。

かかった費用(詳細)
①フライト
トンガリロが北島にあり、マウントクックとルートバーンが南島にあるため、北島にあるオークランド空港 (AKL)と、南島にあるクイーンズタウン空港 (ZQN)の国内線の往復費用もかかっています。
| 項目 | 詳細 | 費用(4人)JPY | 費用(1人)JPY |
| フライト | 日本↔オークランド | – | 191,160 |
| オークランド↔クイーンズタウン | – | 41,256 |
成田からクイーンズタウンへ行く場合、オークランドを経由するのが最も一般的なため、南島でトレッキングをする場合、フライト費は削れませんが、北島のトンガリロトレッキングだけにする場合、国内線の往復費用41,256円分節約できます。
機内手荷物上限の7kgを超過する場合、空港での申し込みではなく、事前に機内手荷物預けのオプションを付けた方が安くなります。また、旅程が決まったらすぐに予約することで安く済ませらせます。私は半年前に予約しました。
②市街地↔登山口の移動費
市街地↔登山口のアクセスのため、レンタカー・ガソリン・車送迎・シャトルバス費用がかかりました。
| 項目 | 詳細 | 費用(4人)JPY | 費用(1人)JPY |
| レンタカー | クイーンズタウンで5日分 | 82,488 | 20,622 |
| オークランドで2日分 | 22,624 | 5,656 | |
| レンタカーの保険 | 21,802 | 5,451 | |
| ガソリン | ガソリン×4回分 | 23,341 | 5,835 |
| 車回送サービス | ルートバーンの出発地点→終了地点 | 36,703 | 9,176 |
| シャトルバス | トンガリロのホテル↔出発地点・終了地点 | 26,473 | 6,618 |
南島のレンタカーについては山道を懸念し、四輪駆動で予約したためやや割高になりましたが、実際は、登山口に至るまでの道はかなり整備されており、二輪駆動でも問題ないため安く済ませられます。
なお、レンタカー保険については事前予約時に付与しましたが、オークランドやクイーンズタウンの空港窓口でもオプションとしてつけるかどうか確認されたため、契約プランは空港窓口で再度確認するのが無難です。その際に、補償内容についてはスマホで写真を取っておくと何かあった時に安心です。

NZトレッキングの移動費を考えるにあたってPOINTとなるのが、計画しているトレッキングルートが①ワンウェイタイプか、②ピストンタイプのどちらに該当するかという点です。
①ワンウェイタイプの場合、シャトルバスか車送迎サービスのいずれかを活用する必要があるため費用がかかります。例えば、今回のルートバーントレックでは、行程時間が12時間で下山時刻の見通しが立たないこと、4人で行くため車が便利だったこと、シャトルバスの本数が少ないことから車回送サービスを活用し、36,703円かりました。
②ピストンタイプは入山口・下山口が同じため難易度が低く・費用もかかりません。
市街地↔入山口の移動費は、公共交通機関>レンタカー>シャトルバス>車送迎サービスの順で安くなります。ワンウェイタイプの登山の場合、シャトルバスのスパンが短い場合は、車送迎サービスよりもシャトルバス活用の方が圧倒的に安いです。
③宿代+テント場代
12/29はテント場、他は市街地の格安宿を中心に活用しました。平均7,800円/1泊二日で泊まっています。テント場はDOC経由、他はBooking.comを中心に予約しました。
| 項目 | 詳細 | 費用(4人)JPY | 費用(1人)JPY |
| 宿代+テント場代 | 12/27(クイーンズタウン市街地) | 55,523 | 13,881 |
| 12/28(テカポ宿) | 45,130 | 11,283 | |
| 12/29(ルートバーンのテント場※DOC予約) | 26,880 | 6,720 | |
| 12/30(クイーンズタウン市街地) | 22,624 | 5,656 | |
| 12/31(トンガリロ近く) | 15,513 | 3,878 | |
| 1/1(オークランド空港近く) | 22,619 | 5,655 |
実際に泊まったテント場・宿は下記です。
| 日付 | 宿・テント場 | 費用(1人) JPY |
| 12/27 | Holiday Inn Express & Suites Queenstown by IHG | 13,881 |
| 12/28 | Haka House Lake Tekapo | 11,283 |
| 12/29 | Routeburn Flats Hut | 6,720 |
| 12/30 | Pinewood Queenstown | 5,656 |
| 12/31 | Plateau Lodge | 3,878 |
| 1/1 | Auckland Airport Lodge | 5,655 |
| 合計 | 47,073 | |
トレッキングについては、宿泊日数を最小化できるか、山小屋ではなくテント場を使えるかの2点が安く済ませるコツです。実際に、ルートバーントレックの場合、2泊3日が推奨ですが私たちは1泊2日の工程で挑戦しました。(2泊3日の予約が取れなかったという理由も大きい)宿については、格安of格安か、「キャンセル無料」がついているか否かがポイントです。同一エリア内の安い宿でもより安い宿が無いか探すべきです。例えば、クイーンズタウン市街地に12/27,30の2回泊まりましたが、27日は13,881円、12/30日は5,656円かかり、8,000円ほど乖離があります。つぎに、「キャンセル無料」かどうかですが、長時間のトレッキングを行う場合、先の予定が読めないこともあるため「キャンセル無料」を推奨します。
④各種手配・予約費用
国際免許は免許センターでの取得、NZeTAはアプリでの取得がコストを抑えられます。食事については、基本的にスーパーで調達するかファストフードで済ませ、1,2回奮発したという感じです。登山・旅行装備について元々持っているものを活用したため、費用を抑えることができました。
| 項目 | 詳細 | 費用(4人)JPY | 費用(1人)JPY |
| 国際免許 | 免許センターで取得 | – | 2,350 |
| NZeTA | アプリから取得 | – | 11,193 |
| 食事 | ざっと1食1000円×18食 | – | 18,000 |
| 保険 | エポスカード付帯保険活用で費用負担なし | – | 0 |
| 通信 | ahamo活用で費用負担なし | – | 0 |
| 装備 | すでに持っているものを活用 | – | 0 |
国内の低山登山だけでなく、海外トレッキングでも使える装備を購入しておくことで長い目で見れば、安く済みます。”安物買いの銭失い”を避けることが装備では重要になります。
その他体験
テカポ星空ツアーとKiwihouseはNZならではの経験と考え、体験しました。
| 項目 | 詳細 | 費用(4人)JPY | 費用(1人)JPY |
| その他体験 | テカポ星空ツアー | 46,360 | 11,590 |
| Kiwi house | 11,004 | 2,751 |
テカポ星空ツアーは日本語ツアーのため割高となっていますが、逆オリオンや、南十字星、マゼラン星雲など南半球ならではの星空を見ることができました。
Kiwi houseは、Kiwiを見ることができますが、飼育されているKiwi数に対して、展示スペースが広く、観光客も多いため急ぎ早に見るかたちでした。
まとめ
今回、ニュージーランドでトレッキングすると実際いくらかかるのかについて、全費用と安く済ませるコツについて徹底解説しました。
NZトレッキングでお金がかかる3大ポイント
① フライト
→南島に行かず、トンガリロだけにする
→できるだけ早く予約する
→預け荷物は事前予約時に入れる
② 移動
→公共交通機関>レンタカー>シャトルバス>車送迎サービスの順で安い
③ 宿
→テント場:日数を削る、山小屋ではなくテント場でとる
→市街地宿:格安of格安化、キャンセル無料か
逆に削ってはいけないのは「登山装備・旅行装備」系です。


