【2024年度】ネパールトレッキングを徹底解説!費用・日程・ガイド・季節は?

ネパールトレック
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ポレポレ

はじめまして、ポレポレです。
当ブログでは、海外登山・日本の名峰について徹底解説します!

▶私の登山遍歴
・高校・大学は山岳部
・某登山ショップのバイト経験
・100名山は50座程度
・2023年キリマンジャロ登頂
・2024年キナバル登頂

多くの個人ブログの情報に助けられ、これまで登山を楽しんできました。このブログがきっかけで登山を始めたり、登頂確率が高まれば幸せです!

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この記事では、

ネパールのトレッキングの準備はどうやってするの?

について、本当に詳しく徹底解説します!

ネパールのトレッキング準備について、多くの記事はあれど、結局のところ何から準備すれば良いのか分からなかったので、整理してみました。

ネパールトレッキングの全体像は?

ネパールトレッキングの準備は上記の15項目に整理されます。

各項目について、実際の準備内容や費用、つまづきやすいポイントについて1つ1つ丁寧に解説いたします!

情報収集

ネパールトレッキングを思い立ったら、まずは概要のインプットです。

インプットするべき内容は、

  • 主要ルートと日数
  • カトマンズからの位置関係とアクセス
  • トレッキングの雰囲気(難易度)

上記3点を最初に抑えれば大丈夫です。20分ぐらい調べて「このルートなら5日間でそんなに難しくないんだ」というざっくりとしたイメージが持てればOKです。ネパールトレッキングは多様なルートがあり、それによって必要な日程が変わってくるため、一番最初にあたりをつけることが大切です、

インプットする媒体としては、

  • 書籍:地球の歩き方
  • WEB:個人ブログ

今も昔も王道はやはり「地球の歩き方」です。個人ブログでは断片的な情報も漏れなくまとまっています。例えば、国内線の場合リコンファームが必要であることや、トレッキングごとの具体的な日程、現地の食事・ホテル事情についてももれなく載っています。

一方で、個人ブログの利点は最新情報&ニッチな情報です。例えば、ネパールトレッキングの際に必要な入山許可証やビザについては個人ブログでこそ最新状況を把握することができます。また、ネパールに無数にある現地ツアー会社のどこが実際にオススメかもブログでこそ把握することができます。

日程決定

次に大事なのは日程決定になります。

日程を決定する方法は、

  • トレッキング日程から逆算して日程決定
  • 取れる休みから逆算して日程決定

上記の2つに1つですが、いずれにせよ大事なのは、

  • トレッキングの日程
  • トレッキング前後の移動の日程

を共に考慮することです。トレッキングの日程のみを考え、前後移動の時間を考えないのはあるある失敗です。私の場合、アンナプルナ山塊でのトレッキングを計画していましたが、カトマンズ⇔ポカラの移動を考慮しておらず、想定よりも短いトレックになってしまいました。具体的には、カトマンズ⇔ポカラは距離にして100kmですが、ネパールの陸路は整備がされておらず8~10時間かかるような具合です。結果として、ネパール滞在のうち2日は移動DAYになりました。

フライト手配

日程だけ決まれば、フライトを予約してしまってOKです。実際に私も、日程だけ決めてフライトを予約しました。コースの決定、装備準備、入山許可証、現地ガイドの手配は全部後回しでOKです。

フライトを早く予約するメリットは、

  • 費用削減
  • スケジュール調整のしやすさ

です。自分は12月のトレッキングに対して、5月の段階でフライトを確保しました。結果として直前にとるよりも3万円ぐらい安く取れました。また、成田⇔ネパールの直行便は、確か週3しかないため、早めに確保することが必要です。

具体的には、こちらの記事で解説します!(coming soon・・・)

ビザ手配

ネパールのビザは、

  • 事前にオンラインで申請する
  • アライバルビザを取得する

2つのやり方があります。ここでは、事前の申請方法について説明します。

ネパールの入国管理局
ビザ申請フォーム
③必要事項入力
④書類の準備(申請書、パスポート、現金)
⑤大使館に郵送(現金書留)
⑥5営業日程度でビザ発行

具体的には、こちらの記事で解説します!(coming soon・・・)

ルート決定

トレッキングの準備で最も楽しい工程です。多くの登山ブログで紹介されているため、時間をかけてじっくり調べましょう。

現地ツアー会社に相談しながら決めても大丈夫です。

網羅的に情報が欲しい場合は、「地球の歩き方」に詳しく書いてあります。66ページの文量で、代表的な7つのトレキングルートに加え、トレッキングの準備の注意点について網羅的にまとまっています。

現地ツアー会社

ルートが決まったら現地ツアー会社に連絡を取りましょう。(決まっていなくてもOK)

在ネパール日本国大使館によると、2023年4月以降、ネパールでトレッキングをするためには現地ガイドの雇用が必須みたいです。現地ガイドを確保するためには、現地ツアー会社に申し込むのが一番手っ取り早いため、おすすめです。

ネパール観光局は、2023年4月1日以降にネパール国内において外国人が登山を行う場合は必ずガイドを雇う必要があるほか、登山の前に取得するTIMS(Trekkers Information Management System)許可証の料金を現行の1,000ルピーから2,000ルピーに引き上げることを発表しています。

現地ツアー会社に下記の手配を丸っとお願いすると準備がかなり楽です。私の場合、登山口までのアクセスについて悩んでいましたが、現地ツアー会社にまとめて手配をしてもらいかなり楽に進みました。(下記の太文字のようにツアーに入れてもらいました)

Cost includes :-
– professional guide
– ⁠all necessary entry permit and Tims card
– ⁠three meals along the trekking trails such as breakfast, lunch and dinner
– ⁠Acoomodation along the trekking trails
– ⁠private Jeep to dhampus and siding to pokhara
– ⁠water purified tablet and trekking poles if you need let us know in adavances
– ⁠sleeping if you need let us know in advanced
– ⁠our guide are insured and well equipped
– ⁠all taxes fee
– ⁠etc

逆に含まれないものは、下記になります。

Cost not included :-
—————————
-Your personal gears
-your personal insurance / evacuation etc
– tipping for guide
– ⁠bar bill such as beer rum , whiskey etc
– ⁠cold beverage / juice
– ⁠bottle water / plastics make pollution
– ⁠chafe of hot shower and WiFi
– ⁠etc

連絡方法ですが具体的には、

  • Whatsup(海外版LINEのようなイメージ)
  • 各社の公式HPの問い合わせフォーム

のどちらかで連絡しましょう。だいたい24時間以内に連絡が返ってきます。

ちなみに、

上記7社と連絡を取りましたが、「Eastern Light Trek」に決めました。

理由としては、

が決め手となりました。

移動手段

カトマンズ空港⇔入山口までの移動手段について決定しましょう。ネパール市内の移動手段は下記3つです。(タスク―は距離が長いため除外)

  • 飛行機
  • バス
  • チャーター車

飛行機は欠航率が高いことと、安全面での懸念があり、バスは時間の融通の利きにくさと、車内環境への懸念から、チャーター車を選択しました。

ただ、自分でチャーター車を手配する手間が面倒だったため、現地ツアー会社にオプションとしてつけてもらいました。(3人で、カトマンズ⇔ポカラの行き帰りで$350でした)

入山許可証手配

ネパールトレッキングの落とし穴が、入山許可証の手配です。準備するべき、入山許可証は、

  • TIMSカード
  • 地域ごとの登山許可証

の2つです。地域ごとの登山許可証はアンナプルナ山域に行くなら、ACAPが必要といった具合です。

手配方法は、

  • カトマンズorポカラのネパール観光事務所
  • 登録トレッキング代理店

の2つのやり方があります。前者の場合、営業時間が限られているため、時間がタイトなスケジュールの場合厳しいでしょう(例えば夕方にカトマンズ着の場合、事務局が空く午前10時まで何もできないといった具合です)

これについても現地のツアー会社に取得をお願いすることができました。

装備・服装手配

装備服装については、こちらのページで詳しく解説します。(comming soon・・)

 

ホテル手配

トレッキング中のホテルはツアー会社が手配してくれますが、トレッキングの前後泊は自分自身で手配する必要があります。カトマンズ・ポカラには無数のホテルがあるため、予約しなくても大丈夫ですが、到着が遅くなる場合は予約しておくと良いでしょう。

私の場合、夕方にカトマンズ着だったので、カトマンズ市街地で事前予約をしました。予約はbooking.comで、1泊1000円以下の宿を予約しました。

ホテルの探し方については、「地球の歩き方」に詳しく書いてあります。

高山病薬手配

エベレストトレッキングで成功確率を上げるためには、高山病薬の手配が必要です。現地のツアーガイドに連絡を取った際も下記のように連絡をいただきました。

GoodMorning
It is better you can bring from home Diamox High altitude medicine
Is is possible here in Nepal also to buy but it is made in India or Nepal
Better you bring Even this high no need normally but here your Itinerary is ascending and descending almost 2000 m in one day so I recommend you to have

高山病薬(ダイアモックス)の手配は、取り扱いのあるクリニックに訪れて入手する必要があります。

東京近郊で調べた限りだと三軒茶屋にあるクリニックが1錠230円で一番安すそうでした。

なお高地に到着する前日~到着3日後までの4日間で、1回(1/2錠)を1日2回服用するのが一般的です。

ちなみに、私がキリマンジャロ登山で服用した際には、たった半錠でも利尿作用で夜中にトイレにいくなど効果てきめんでした。

保険加入

ネパールの保険については、保険相談Timesによくまとまっているため、こちらをご参照ください。

保険を検討する際に大事なのは、

  • トレッキングの怪我が補償対象か
  • 救助ヘリのレスキュー費が保証対象か

の2点です。

私の場合、エポスカードの海外旅行傷害保険を利用しました。

両替

ネパールでは何かと現金が必要です。ローカルな飲食店・宿の支払いは現金となるケースが多いことに加えて、ツアー会社に料金支払いを聞いた際にも、クレカの場合+4%になるとのことでした。

You can pay credit card also but you lose extra 4% from the total cost

なお、支払いはUSDが無難そうです。

USD Or convertable currency

両替の場所ですが、

  • 日本国内の両替所
  • 現地(市街地or空港)

どちらでも可能ですが、私は日本で両替をしました。
(都内の場合、ドルレンジャーがオススメらしいです)

ちなみに、外務省のHPによると、ネパールルピーの国外持ち出しはできないみたいなので、両替しすぎは注意です。私の場合、1週間の滞在で、6万円ほどUSDに両替していきました。

3 外貨申告
入国時に5,000米ドル相当額を超える外貨を持ち込む場合は、申告が必要です。ネパール・ルピーの国外持出しは禁止されていますので、使い残したネパール・ルピーは出国時に空港内の銀行等で、外貨に交換してください。入国時に外貨から両替した額まで再両替することが可能ですが、両替時に受け取った外貨換金証明書の提示が必要です。なお、空港では外貨が足りず希望額まで再両替ができない可能性もありますので、事前に市内で両替しておくことをおすすめします。

 

現地SIM

現地での連絡手段の確保は、

  • ESIM
  • 現地通信会社のSIM

2つありますが、後者の方が安いためカトマンズの空港で入手しました。大手の通信会社は、

  • Ncell社
  • Nepal TELECOM社

の2つありますが、こちらの記事によると、山では「Nepal TELECOM社」の方がつながるみたいでした。

その他

ネパールの準備について、私の知識がアップデートされたら記載します~

 

まとめ

この記事では、ネパールトレッキングについて必要な準備をもれなく・ダブりなく整理してみました。この記事で紹介した項目を思考の箱にして、具体的な情報収集を進めていただければと思います。

何からしてよいのか分からない場合は、とりあえず地球の歩き方を読むことをおすすめします!