はじめに
こんにちは!ぽれとりです!
- マイルストーンのヘッドライトがなぜおすすめなのか?
- マイルストーンのヘッドライト、結局どれを選ぶべきなの?
- モンベルやブラックダイヤモンドとの違いは?
マイルストーンは現在12種類ほどのラインナップがあり、どれが自分に合うのか判断しにくいですよね。
特に「電球色」という独自のこだわりが、初心者にはどうメリットになるのか見えにくいのが現状です。
シリーズ構造もMS-GやMS-iなど多岐にわたるため、選ぶのを難しくさせています。
この記事では、以下の4点について詳しく解説します。
- なぜマイルストーンが登山者におすすめなのか
- 全ラインナップの中で選ぶべき究極の1品
- USB-C完全移行など2026年の最新動向
- 100人の登山者から聞いたヘッドライトの失敗3選
私自身、最も好きな登山装備はヘッドライトです。
登山歴10年の中で、山岳部や社会人サークルを通じて100人以上の登山者と関わってきました。
暗闇の山道でライトが消える恐怖も、安物を使って後悔した仲間も、嫌というほど見てきたからこそ伝えられることがあります。
【結論】イチオシは MS-G3

冒頭で断言します。
9割の登山者が買うべき、マイルストーンのヘッドライトは「MS-G3」です。
これを選んでおけば、日帰りから小屋泊、ちょっとした夜間行動まで全てカバーできます。
おすすめ理由は以下の3点です。
- 白色スポットと電球色ワイドの切り替えが可能で、あらゆるシーンに対応できる
- 48gという超軽量ボディで、長時間着けていても全くストレスがない
- 2026年最新基準であるUSB-C充電に対応し、スマホと同じケーブルで管理できる
よく比較されるライバル機種として、ペツルの「ティカ」が挙げられます。
ティカは世界的な定番ですが、マイルストーンのMS-G3と比較すると明確な差があります。
| 項目 | MS-G3 (マイルストーン) | ティカ (ペツル) |
| メリット | ①電球色で霧でも見やすい、②圧倒的に軽く帽子に付けても揺れない | ①ブランドの安心感、②別売バッテリーの汎用性が高い |
| デメリット | ①バッテリー交換ができない(内蔵型)、②最大光量の持続時間が短い | ①標準では乾電池、②霧の中では光が反射して見にくい |
私自身の経験をお話しします。
私は、北海道で縦走登山をしている際に、ガスが出て視界不良の中突き進むことに恐怖心を覚えたことがあります。
もし、マイルストーンのMS-G3を使っていれば、電球色の暖かな光が霧を透過し、足元の岩の凹凸がはっきりと見えたのに・・・と感じました。
なぜ登山でヘッドライトが必要なのか?
登山において、ヘッドライトは「夜に歩くための道具」だけではありません。
まず、夜間や早朝の行動には必須ですが、それ以上に重要なのが「予期せぬトラブル」への備えです。
道に迷ったり、怪我で動けなくなったりして日没を迎えた時、ライトがなければ救助を待つことすら困難になります。
テント泊を楽しむ方にとっても、ヘッドライトは生活の要です。
両手が自由になるヘッドライトがなければ、暗い中での炊事やトイレへの移動は非常に危険で不便なものになります。
スマホのライトで代用しようとする方もいますが、電池消費と保持のしにくさを考えると、登山では全く通用しません。
特にトラブル時のリスクを強調しておきます。
暗闇での滑落や道迷いは、命に直結する致命的なミスに繋がります。
「日帰りだから大丈夫」という油断が最も危なく、どんなに短い低山ハイクであっても、ヘッドライトの携行は登山の絶対ルールです。
ヘッドライトを選ぶ判断基準は?
私の判断基準は下記です。
これを満たさないライトは、登山のメイン機としてはおすすめしません。
- 最低300ルーメンあるか
- 赤色を使えるか
- 100g未満か
私は以前、丹沢で下山が遅れ、夜8時に真っ暗な尾根道を歩いたことがあります。
当時は安価な低光量ライトしか持っておらず、先が見えない恐怖で足がすくみ、冷や汗が止まりませんでした。
この経験から、遠くまで見通せる300ルーメン以上の明るさは、心の余裕に直結すると確信しています。
赤色LEDは、山小屋やテント場でのマナーとして必須の機能です。
夜中にトイレへ行く際、白い強光を他人の顔に向けてしまうのはトラブルの元になります。
赤色なら眩しさを抑えつつ、自分の視界を確保できるため、周囲への配慮として欠かせません。
また、重量が100gを超えると、歩くたびに頭の上でライトが揺れる「お辞儀現象」が起きます。
これは地味ですが、数時間の行動では大きなストレスとなり、首の疲れにも繋がります。
軽さは正義であり、特にこだわりがなければ100g未満のモデルを選ぶのが無難です。
なぜマイルストーンが人気なのか?
ヘッドライトは命を守る重要装備だからこそ、信頼できる専門ブランドが選ばれます。
マイルストーンが多くの登山者に支持されるのは、単なるスペック競争ではなく「山での見え方」を追求しているからです。
いざという時に確実に点灯し、最も見やすい光を提供してくれるという安心感が人気の秘密です。
マイルストーンとは?
マイルストーンは、大阪に拠点を置く日本のブランドです。
創業100年を超える照明メーカー「西岡製作所」の4代目が2014年に設立しました。
日本のものづくりの伝統と、最新のアウトドアニーズが融合した稀有なブランドと言えます。
その立ち位置は、単なるヘッドライトメーカーに留まりません。
特に「電球色(ウォームホワイト)」へのこだわりは、他社の追随を許さない独自性を持っています。
日本人の頭の形に合わせたフィット感や、細やかな使い勝手の良さは、国内ブランドならではの強みです。
プロの評価も極めて高く、トレイルランニング界のトップ選手たちがこぞって愛用しています。
土井陵選手や、TJAR(トランスジャパンアルプスレース)完走者の望月将悟選手といった、日本屈指のハードな環境で戦うプロが認めていることが、その信頼性を裏付けています。
マイルストーンが人気な理由(4個)
人気の理由は、ざっと4個あります。
- 電球色LEDによる圧倒的な視認性の良さ
- 日本人の骨格に合わせた快適な装着感
- トレラン市場で磨かれた「揺れない」軽量設計
- 直感的に操作できるユーザーインターフェース
最後に、2025年から2026年にかけての最新アップデートについても触れておきます。
2026年現在、マイルストーンは全主力モデルのUSB Type-Cへの移行を完全に完了させました。
古いMicro-USB端子は廃番となり、最新のデバイス環境に合わせた利便性が確保されています。
【独断】マイルストーンが特に強い2つの特徴
個人的に特に強みだと感じるのは、以下の2点です。
一つ目は、独自の「電球色(ウォームホワイト)」です。
一般的なLEDの白い光は、霧や雨の中で光が乱反射し、目の前が真っ白になる「ホワイトアウト」を引き起こしやすいのが弱点です。
マイルストーンの電球色は波長が長く、霧を透過しやすいため、悪天候時でも足元の地形を立体的に把握できます。
二つ目は、驚異的な「軽さとフィット感」のバランスです。
他社にも軽量モデルはありますが、マイルストーンはバンドの質感や本体の重心設計が非常に優れています。
走っても揺れない設計は、歩く動作が中心の登山者にとっても、装着していることを忘れるほどの快適さをもたらしてくれます。
マイルストーンと主要ブランド5社の比較
登山用ヘッドライトを展開する主要ブランドとの比較表を作成しました。
| ブランド | 強み・特徴 | おすすめな人 |
| Milestone | 電球色の視認性、日本発のフィット感 | 目が疲れやすい人、霧の多い山を歩く人 |
| Petzl | 自動調光技術と圧倒的な信頼性 | 最新技術を求める層、海外遠征派 |
| Black Diamond | 高い防水性能(IPX8)と多機能設定 | 岩場や雨天決行のハードな山行をする層 |
| Ledlenser | ムラのない美しい照射と遠方照射 | 光の質と美しさを重視する層 |
| mont-bell | 圧倒的なコスパと店舗での入手性 | 予算を抑えたい初心者層 |
| Gentos | 現場・防災でも評価される圧倒的堅牢性 | ガシガシ使い倒したい層、防災兼用 |
マイルストーンがおすすめな人は、スペック数値の大きさよりも「実際に山でどう見えるか」という実用性を重視する方です。
特にナイトランや早朝出発が多い登山者にとって、地形の影がはっきり出る電球色は、疲労軽減に大きく貢献します。
マイルストーンのヘッドライト12種
全体で12種類程度のラインナップがありますが、一般登山者が抑えるべきは3つです。
「入門用のMS-G2」「定番のMS-G3」「上位モデルのTrailmaster」という序列になっています。
初心者はまずMS-G2から入り、夜間行動の頻度が増えてきたらMS-G3へ、本格的なナイトランや縦走を目指すならTrailmasterへとステップアップするのが自然な流れです。
マイルストーンヘッドライト一覧
- MS-G2(28gの超軽量・多機能エントリー)
- MS-G3(白色スポット搭載のバランス機)
- MS-G4(電球色特化モデル)
- MS-i1(長時間駆動のトレラン特化)
- Trailmaster (MS-F1)(フラッグシップ機)
- MS-Bシリーズ(乾電池併用ハイブリッド)
マイルストーンの Warm White LED とは?
マイルストーンのアイデンティティとも言えるのが「Warm White LED(電球色)」です。
これは青色光を抑えた暖色系の光で、チンダル現象(光の乱反射)を大幅に軽減します。
ガスが発生した際や雪道において、白い光では見えなくなる足元の凹凸を浮かび上がらせる魔法のような光です。
経済性の面でもメリットがあります。
上位モデル(MS-i1やTrailmaster)の専用交換バッテリーは約3,300円です。
使い捨ての乾電池を買い続けるよりも、10〜20回程度の使用で元が取れる計算になります。
最初は内蔵バッテリーの通常モデル(MS-G2/G3)を使い、より長時間の山行に挑むようになってから、交換式バッテリーを備えた上位機を買い足すのが無難な選択です。
主要3種の比較
MS-G2が入門・MS-G3が定番・Trailmasterが上位です。
9割の普通の登山者はMS-G3が無難です。
| モデル | 明るさ | 赤色LED | 重量 | 充電端子 | 価格帯 | 一言 |
| MS-G2 | 400lm | あり | 28g | USB-C | 約6,000円 | 驚きの軽さ |
| MS-G3 | 420lm | あり | 48g | USB-C | 約7,000円 | 迷わずこれ |
| Trailmaster | 850lm | なし | 180g | USB-C | 約20,000円 | 究極の視界 |
一言で言えば、MS-G3は「MS-G2の軽さに、遠くまで照らせるパワーを加えた」モデルです。
日帰り登山の予備ならMS-G2でも十分ですが、積極的に暗い時間を歩く可能性があるなら、遠方照射ができるMS-G3の方が圧倒的に安心感があります。
Trailmasterは完全にプロ仕様であり、一般登山者にはオーバースペックと言えるでしょう。
マイルストーンのヘッドライト3選
MS-G2

マイルストーンのベストセラーであり、ブランドの入り口となるモデルが「MS-G2」です。
28gという軽さは、帽子に付けても全く重さを感じない異次元のレベルです。
【基本スペック】
- 明るさ:400ルーメン
- 重量:28g
- 充電:USB-C
- 赤色LED:あり
個人的なGood:
とにかく軽いので、予備ライトとして常にザックに入れておける。電球色ワイドが手元を優しく照らしてくれる。
個人的なBad:
遠くを一点集中で照らす力が弱く、複雑な地形の先を確認するには少し心許ない。
おすすめな人:
- 荷物を1gでも削りたいUL(ウルトラライト)派
- 日帰り登山がメインで、予備として持ち歩く人
- キャンプやテント内での使用がメインの人
向かない人:
- 深夜出発で本格的に数時間歩く予定の人
私なら:これは登山の「常備薬」として、常にザックの雨蓋に入れておきます。
MS-G3

私が「9割の人にこれ」と推す、現在のマイルストーンの最高傑作「MS-G3」です。
白色のスポット光と電球色のワイド光を使い分けられるため、シーンを選びません。
【基本スペック】
- 明るさ:420ルーメン
- 重量:35g
- 充電:USB-C
- 赤色LED:あり
個人的なGood:
白色スポットで遠くの道標を確認し、電球色ワイドで足元を安全に照らす。この二段構えが非常に合理的。
個人的なBad:
MS-G2に比べればわずかに重いが、誤差の範囲。ボタン操作に少し慣れが必要。
おすすめな人:
- これからヘッドライトを買う全ての登山者
- 夜間歩行を伴う小屋泊やテント泊をする人
- どれを買えばいいか迷って決められない人
向かない人:
- 一晩中走り続けるような過酷なトレイルランナー
私なら:メイン機としてこれを選びます。これ一台あれば日本のほとんどの山で困ることはありません。
Trailmaster (MS-F1)

「山での見え方」を極限まで追求した、マイルストーンのフラッグシップモデルです。
クイックダイヤルで瞬時に光量を調節できる、プロが惚れ込む操作性が魅力です。
【基本スペック】
- 明るさ:850ルーメン
- 重量:180g
- 充電:USB-C (ハイブリッド)
- 赤色LED:なし
個人的なGood:光の質が別格。まるで昼間のように自然に地形が見える。グローブをしたままダイヤルを回すだけで操作できるのが最高。
個人的なBad:重い。そして高い。赤色LEDがないため、テント場では使いにくい。
おすすめな人:
- TJARのような過酷なレースに挑む人
- 冬山や本格的なナイトハイクを楽しむ熟練者
- 最高の機材を使いたいという所有欲がある人
向かない人:
- 一般登山者や初心者
- 軽量化を最優先する人
私なら:冬の八ヶ岳や、どうしても夜通し歩かなければならないハードな山行でのみ引っ張り出します。
【登山者100人の失敗談】ヘッドライト編
山岳部やサークルで100人以上の仲間を見てきて、ヘッドライトにまつわる失敗は共通しています。
Case1 安物買いの銭失い
ホームセンターや1,000円前後の格安ライトで登山に来る初心者が後を絶ちません。
いざ暗闇で使うと、光が拡散せず足元しか見えないため、自分がどこにいるか分からなくなりパニックになります。
結局、後からマイルストーンのような専門品を買い直すことになり、余計な出費になります。
Case2 気づいたら充電0
MS-G2のような内蔵バッテリー型でよくあるのが、予備バッテリーを持たずに行動不能になるパターンです。
最大光量で使い続けると、数時間でパタッと消えます。
予備のモバイルバッテリーを忘れた結果、仲間の光を頼りに歩くことになり、非常に危険な思いをした例を何度も見てきました。
Case3 見つからない(雨蓋収納推奨)
いざ暗くなってきた時に、ザックの底深くにヘッドライトをしまっていて取り出せないという失敗です。
暗くなってからザックをひっくり返すのは、落とし物のリスクを高めます。
ヘッドライトは必ず「ザックの雨蓋(トップポケット)」に、すぐ取り出せる状態で収納するのが登山の鉄則です。
まとめ
2026年現在、充電端子のUSB-Cへの統一が進み、ヘッドライトの利便性は飛躍的に向上しました。
マイルストーンはその流れを汲みつつ、日本独自の「見やすさ」を届けてくれる信頼のブランドです。
- 9割の登山者にオススメ → MS-G3
- より厳しい環境・プロ仕様 → Trailmaster
- まずは価格と軽さを抑えたい → MS-G2
- 月に1〜2回以上山へ行く → Warm White LED の恩恵を信じて!
これが私の結論です!

