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TOEIC 500点でもキリマンジャロへ!海外トレッキングで本当に使う英語と「WhatsApp」活用術

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プロフィール
この記事を書いた人
ぽれとり

登山歴10年。東京で働く現役サラリーマン。「世界を歩く。現役の、今この瞬間に。」をモットーに、海外トレッキングの技術を発信中。
Kindle本『世界一やさしい 海外トレッキングの教科書』著者。

はじめに

海外トレッキングを夢見る多くの人が最初にぶつかる壁、それが「英語への不安」です。「道に迷ったらどうしよう」「ガイドと意思疎通ができなかったら危ないかも」と、語学力を理由に憧れにふたをしてしまうのは非常にもったいないことです。

結論から言えば、海外トレッキングにおいて英語が流暢である必要は全くありません

中学生レベルの単語と「伝えたい」という意志、そしていくつかのツールがあれば、世界最高峰の絶景を歩くことは十分に可能です 。

この記事では、海外トレッキングの現場で本当に必要な英語の水準や、苦手な人がどうやって壁を乗り越えるべきかについて、実体験ベースのノウハウを整理して解説します。

海外トレッキングに「流暢な英語」はいらない

海外トレッキングは、高度なビジネス交渉でもなければ、文学的な語り合いでもありません 。

  • 必要なのは「登山英語」と「旅行英語」だけ
    TOEICで高得点を取るよりも、「お腹が痛い」「あと何時間で着く?」といった、シンプルで直接的なフレーズの方が命に関わります 。
  • 「完璧」より「慣れ」と「度胸」
    文法が少々間違っていても、現地ガイドはあなたの意図を汲み取ろうとしてくれます。登山という共通の目的があるため、非言語的なコミュニケーション(表情やジェスチャー)も大きな助けになります 。
  • TOEIC 500点でも登頂可能
    実際に、キリマンジャロなどの過酷な山に登頂した人の中にも、英語が得意ではないサラリーマンはたくさんいます 。

英語が必要になる「3つの場面」と重要フレーズ

旅のプロセスごとに、英語を使う場面と必要なフレーズをカテゴリ分けすると、準備すべきことが明確になります 。

① 登山系英語(トレッキング中の体調管理)

最も重要なカテゴリです。ガイドに自分の状態を正確に伝える必要があります。

流暢でなくとも、ボディーランゲージ等を用いながら、意図が伝わればOKです。

状況使えるフレーズ
体調報告I feel sick. / I have a headache.(気分が悪い/頭が痛い)
ペース確認 Slowly, please.
行程確認How long to the summit?(山頂まであとどのくらい?)
安全確認Is it safe?(ここは安全ですか?)

② 宿泊・移動系英語(手続きに関わる)

ロッジやホテル、タクシーの交渉などで使用します。

市街地で電波が通じる場合、Google翻訳などを活用してもOKです。

  • チェックイン: Check-in, please.
  • 宿泊数: One night stay.
  • 空港送迎: Does that mean the transfer from the airport is included?

③ 交渉・手配系英語(お金と条件に関わる)

ここが最も「英語ができないリスク」が出る場面です 。
条件を曖昧にすると、後でトラブルになる可能性があります。

私のオススメは、不慣れなうちは事前に「Whats up」という海外版LINEのコミュニケーションアプリで条件交渉することです。

  • 料金交渉: Is this the best price you can offer?(これが最安値ですか?)
  • 内容確認: Does this include park fees and meals?(これには入山料や食費が含まれていますか?)

→例えばキリマンジャロ登山の場合の現地ツアー会社とのやり取りは、下記の記事で紹介しています。
【7社比較】キリマンジャロ登山にオススメの現地ツアー会社は?TOEIC500点でも連絡とる方法!(写真付き)

それでも、英語がどうしても苦手な人向け

とはいえ、やっぱり英語苦手意識ありますよね。私もそうです。

「話すのが怖い」という人でも、乗り切るための小技を3つ紹介します。

方法A:「話す」より「書く」

対面での即レスが苦手なら、事前にWhatsApp(海外版LINE)やメールを使って、テキストベースでやり取りを完結させましょう 。

  • メリット: Google翻訳を使いながらじっくり文章を作れるし、やり取りが「証拠」として残るので言った言わないのトラブルを防げます 。
  • コツ: 現地ツアー会社との合意事項(料金、レンタル有無など)は必ず文面で残し、現場で見せられるようにしておきましょう 。

方法B:翻訳アプリとオフラインマップの徹底活用

現代の旅において、ネット環境は最強の通訳になります 。

  • Google翻訳: カメラ入力機能を使えば、現地のメニューや注意書きもすぐに読めます 。
  • WhatsApp: 現地ガイドとの連絡はこれが主流です。テキストなら落ち着いて翻訳機を通せます 。

方法C:現地ツアー会社に「丸投げ」する

個人ですべて手配しようとすると英語力が必要になりますが、評判の良い現地ツアー会社に一括手配(パッケージ)を依頼すれば、移動や宿泊の交渉を自分でする必要がなくなります 。

  • お勧め: 日本人利用者が多い会社や、WhatsAppのレスポンスが速い会社を選ぶと、意思疎通のストレスが激減します 。

どうしても、英語が心配な方向け

それでもやっぱり不安という方の向けに、少しでも不安を減らすためのトレーニング方法をお伝えします。

ポイントはinputとoutputを繰り返すこと、それもシンプルなやり方でOKです。

①input
難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』のような、最低限の「型」だけを教えてくれる本が、時間のないサラリーマンには最適です 。

文法的な正しさよりも、「実際に使える英語」に特化した、オススメの本です。

★「a」と「the」で迷ったら「ん」と言え
★TOEICは600点以上とるな
★海外旅行は「May I have?」だけ使えればOK
★とにかく早く発音するとネイティブっぽく聞こえる
★仕事でとにかく使える「This is for~」とは?
★オンライン英会話はセルビアの美女がいい!?

②output

オンライン英会話(ネイティブキャンプなど)の活用です。 完璧を目指すのではなく、「自分のつたない英語が通じる」という成功体験を積むのが目的です 。

1日15分でもよいので、outputすると自然と慣れます。私は、キリマンジャロ登山の前に週3日、1回あたり15分~30分でトレーニングしてました。

月額6,480円でレッスン受け放題です、サラリーマン目線で嬉しいのは「事前予約不要」という点です。その日の予定や気分に合わせて、レッスンを受けることができます。


まとめ:言葉の壁は「心の余白」で乗り越える

海外トレッキングで一番大切なのは、英語の流暢さではなく「ハクナマタタ(なんとかなるさ)」というマインドセットです 。

予定通りにいかないのが当たり前の世界では、最新のギアよりも、トラブルを「旅のネタ」として楽しめる心の余裕があなたを助けてくれます 。

英語ができなくて困った経験すら、帰国後には最高の思い出話になるはずです。

「いつかは…」と語学の勉強を完璧にするのを待つ必要はありません。体力と情熱がある「今」、翻訳アプリを片手に、世界へ踏み出してみませんか?