キリマンジャロ登山に必要な装備について
この記事ではキリマンジャロ登山に必要な装備について写真とコメントつきで紹介していきます!
キリマンジャロ登山に持って行った装備一覧
私がキリマンジャロ登山(マラングルート4泊5日)に持って行った装備は下記です。
LCCで帰りの飛行機の荷物制限が厳しかったため削れるものは削った精鋭ぞろいです。
※ツアー会社からレンタルすることができるので、まったくもっていいなくてすべてレンタルでも大丈夫です。
ただし、十分な防寒具がないなどのリスクはあります。
衣類(上)
- ミレー ドライナミックメッシュ
- モンベル雪山用の長袖の下着
- モンベルウィックTシャツ×2
- 長袖の服×2(汗をかきにくいので化繊にする必要はなさそう)
- フリース×2
- レインウェア上下
- ハードシェル
- ダウン×2
ピークアタックの際、キリマンジャロの山頂は氷点下となり凍えるほど寒かったという事前情報を得ていたので上記を着こみました。暑すぎることはなく、これくらいあってちょうどよかったのではないかと思っています。
また、登山口~マンダラハットまではドライナミックメッシュ+化繊のTシャツ、マンダラハッと~ホロンボハットは+長袖シャツ、フリース、ホロンボハット~キボハットは+レイン(防風具)というように1枚ずつレイヤリングできると理想的です。
衣類(下)
- 厚手のインナー(orサポートタイツ)
- 登山用の長ズボン
- レインウエア
ガイドからも山頂アタックの日はズボンは3枚履くようにといわれていたので上記で過不足なかったです。山頂アタックの日以外は登山用の長ズボンだけで大丈夫だと思われます。
手袋・帽子・ネックウォーマー
- 手袋×3
- ニット帽(防寒用)
- つば付きの帽子(日焼け防止用)
- ネックウォーマー
手袋は2枚でちょうどよかったかもしれません。前半(登山口1800m~マンダラハット2700m~ホロンボハット3700m)つば付きの帽子で大丈夫です。後半(ホロンボハット3700m~キボハット4700m~ウフルピーク5800)はニット帽&ネックウォーマーを使いました。
登山靴・靴下・サンダル
- ミドルカット登山靴
- 登山用の靴下×2
- サンダル
登山靴は悩みましたがミドルカットの軽登山靴で問題ありませんでした。靴下は2枚重ね履きをすると良いと思います。また、サンダルがあると山小屋で歩くときに楽なためおすすめします。
ザック・小型リュック
- 40ℓザック
- 15ℓリュック
40ℓザックは登山でいつも使っているモンベルのバランスライトを持って行きました。キリマンジャロ登山中はポーターに預けていました。(毎日小屋で一度手元に帰ってくるので行動中に使わないが小屋で使いたいものなどはこちらに入れてしまって大丈夫です)15ℓリュックは常に持ち歩いていました。行動用水や軽食、レインウエアや貴重品、薬等を入れていました。
スタッフバック・ジップロック
- スタッフバックいくつか
- ジップロックいくつか
スタッフバックはパッキングする際に非常に重宝します。seatosummitのスタッフバックは圧縮できるため防寒具等の容量を減らすことができます。なお、タンザニアはビニール袋の持ち込みが禁止されているためジップロックがあると重宝すると思います。4700mのキボハットで相方は体調をくずして大ジップロックに嘔吐していたので何かしらあると便利です。
貴重品
- パスポート
- 米ドル
- クレカ
上記のような貴重品はサコッシュに入れて身に着けていました。また、ボールペンと紙はすぐ出せるところに入れておくと何かしら便利だと思います。キリマンジャロ国際空港で入国審査書を記載した際に大活躍でした。タンザニアはクレカが使用できる場所が限られているため米ドルを多く持って行くと良いと思います。現地の通貨はあまり使いませんでした。
小物系
- モバイルバッテリー×2(一つあれば十分)
- 無印良品の変圧プラグ(コンパクトでかさばらない)
- ヘッドライト
- ヘッドライト用電池
- コンタクト
- 薬
- 手ぬぐい
- 時計
- プラティパス
- テルモス(モンベル)
- サングラス
- 日焼け止め
- 眼鏡
山頂アタックの日は夜中の12時スタートなためヘッドライトが必要です。また各ハットで夜トイレ行く場合は真っ暗なためヘッドライトの使用頻度は高くなります。替えの電池を持って行くと良いでしょう。薬に関しては飲む日焼け止め、ビタミン、下痢止め、頭痛薬、整腸剤、ダイアモックスを持って行きました。こちらでも書きますが、ダイアモックスをしっかり飲んでいたことが成功要因の一つであるように思われます。また、体内の循環を促すことが大切とアドバイスをもらっていたので整腸剤は必ず飲んでいました。時計に関しては、カシオスタンダードがオススメです。軽く丈夫でありながら1000円~2000円と安価に購入することができます。水はプラティパスに入れて持ち運んでいました。テルモスがあるとお湯を入れて自分の宿に持って帰れますし、山頂アタックの日はお湯を飲みながら登山することができ低体温症対策になるのでとてもおすすめです。太陽に近く日差しが強いためサングラスと日焼け止めは必須です。
レンタルしたもの
- 登山スティック
- 寝袋
登山スティックはなくても大丈夫と考えていましたが、ガイドから進められたのでレンタルしました。余談ですが、登山スティックの役割は推進力を得ることではなく、バランス感覚を維持すること(目をつぶって片足立ちするとバランスを崩しますが、人差し指で壁を押しながら立てばバランスを崩さないのと同じ)なので疲労感でフラフラになるのが怖い人はあると良いかもしれません。寝袋に関しては、荷物のパッキングの関係でレンタルしました。
持って行くべきだったもの
- お菓子
- 味噌汁のもと
行動中に糖分が不足したり、気分がさえないときにサッと食べることのできる行動食は持って行くべきだったと思います。例えば森永の大型ラムネや酸っぱいマンなど。
チョコレートがあると良いかもしれません。
また、各ハットは相部屋になることもあり他国の人と交流できるのでその際に日本のお菓子があるとウケます。
味噌汁のもとに関しては、日本食を長らく食べることができないので無性に食べたくなりました。