【4種比較】2024年|モンベルのヘッドライトの王者は?

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はじめまして、ポレポレです。
当ブログでは、海外登山・日本の名峰について徹底解説します!

▶私の登山遍歴
・高校・大学は山岳部
・某登山ショップのバイト経験
・100名山は50座程度
・2023年キリマンジャロ登頂
・2024年キナバル登頂

多くの個人ブログの情報に助けられ、これまで登山を楽しんできました。このブログがきっかけで登山を始めたり、登頂確率が高まれば幸せです!

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こんにちは!ポレポレです!

「モンベルのヘッドライトの特徴は?どれがオススメ?」

と思っている登山者の方も多いのではないでしょうか?

この記事では、登山歴8年の私の経験をもとに、モンベルの登山ヘッドライトを7商品比較し、オススメの1つを紹介します!

また、高校・大学と登山部に所属し、自身の経験だけでなく、100人近い登山者の「ヘッドライトにまつわる失敗」についてもお伝えします!

【迷ったらコレ!】登山ヘッドライトおすすめランキング

▽一番無難な選択肢を取りたい人向け!

ブラックダイヤモンド スポット400-R

Amazon.co.jp

最大400ルーメンの明るさを持ち、USB充電対応で利便性が高いモデルです。防水性能はIPX8で、重量は約75gと軽量です。価格は約7,000円前後で、機能と価格のバランスが良好です。

 

▽コスパ重視だけど、妥協したくない人向け!

ブラックダイヤモンド コズモ350

https://amzn.to/4e96xBC

最大350ルーメンの明るさで、単4電池3本で駆動します。防水性能はIPX8で、重量は約83gです。価格は約5,000円前後で、コストパフォーマンスに優れています。

▽とりあえず富士山に登りたい人向け!

PETZL ティカ

Amazon.co.jp

最大300ルーメンの明るさを持ち、単4電池3本で動作します。防水性能はIPX4で、重量は約82gです。価格は約4,000円前後で、初心者にも適したモデルです。

山岳遭難の理由No1「道迷い」

登山中の遭難事故において、「道迷い」は主要な原因の一つです。警察庁のデータによれば、2021年の山岳遭難者3,075人のうち、1,277人(約41.5%)が「道迷い」によるものでした。

登山中の「道迷い」が遭難事故の主要な原因となっていることからもわかるように、視界の確保は命を守るために重要です。特に、日が暮れて周囲が暗くなった場合や、悪天候で視界が悪化したときには、登山用のヘッドライトが重要な役割を果たします。ヘッドライトは両手を自由に使いながら足元を照らすことができるため、夜間や暗い場所でも安全なルートを確保しやすく、道迷いを未然に防ぐ効果が期待できます。

また、ヘッドライトがあれば緊急時にSOSサインを発信することも可能で、救助を要請しやすくなるため、登山装備の中でも特に持っておくべきアイテムといえるでしょう。

ヘッドライトを選ぶ基準は?

ヘッドライトを選ぶ基準として、一般的には下記のような項目があります。

明るさ
給電方法
重さ
照射モードと光の色
防水性・防塵性
固定や操作のしやすさ

詳しくは、こちらの記事で解説しています!

モンベルのヘッドライトの特徴は?

モンベルの特徴はやはり、コストパフォーマンスの高さでしょう。最低限必要な機能がお手頃価格で手に入ることが特徴と言えます。

高いコストパフォーマンス

モンベルのヘッドライトは、性能と価格のバランスが優れており、初心者からベテランまで幅広いユーザーに支持されています。

多彩なラインナップ

同社は9種類のヘッドランプを提供しており、電池交換式や充電式など、使用目的や好みに合わせて選べるモデルが揃っています。

 優れた明るさと軽量設計

例えば、「パワーヘッドランプ」は300ルーメンの明るさを持ち、重量は電池込みで85gと軽量です。

防水性能

多くのモデルがIPX6(あらゆる方向からの水の暴噴流によっても有害な影響を受けない)防水仕様となっており、雨天時や湿度の高い環境でも安心して使用できます。

マルチパワーヘッドランプシリーズはIPX8、コンパクトマルチランプ、バイオライトのヘッドランプシリーズはIPX4です

ダブルクリック点灯式

モンベルのヘッドライトは、スイッチを1秒間に2回押すことで点灯するダブルクリック点灯を採用しているため、カバンの中で不意にスイッチがオンにならず、電池の消耗を防げる。

 

これらの特徴により、モンベルのヘッドライトは多様なアウトドアシーンで信頼性と使いやすさを提供しています。

モンベルのヘッドライトでよくある失敗は、登山で必要な300lmを下回る商品が多いということです。(私の後輩も、ケチって60mlしかないヘッドライトを買って、結局、ブラックダイヤモンド商品を買い直していました)

【4種比較】オススメなモンベルのヘッドライトは?

ここでは、モンベルのヘッドライトについて、商品別に紹介していきます!

情報源は、

モンベルの公式サイト
アウトドア専門通販サイト
アウトドア製品レビューサイト
登山歴8年の私の経験
高校・大学・会社の登山仲間の感想

です!

 

パワーヘッドランプ

https://amzn.to/4fytoYy

➝高い防水性能が特徴で、お手頃なモンベルのヘッドライトの代表格

幅24.7mmなので、頭が締め付けられない
防水性能がIPX6と、3000円台のヘッドライトとは思えない高い防水性能
明るさ不足で遠くまで見えない。(登山で必要な300mlの明るさがあるが、使ってみると足元を照らす程度)

コンパクトヘッドランプ

Amazon.co.jp

➝2000円台で、ipx6の高い防水性能を誇るが、ヘッドライトにおいて一番大事な明るさが皆無。ほぼ使えない。

ipx6と高い防水性能
Max60mlの明るさしかなく、登山には不適切。ほとんど使えない。

 

コンパクト マルチランプ

https://amzn.to/4hyZPrj

➝わずか32gのコンパクトヘッドランプ

わずか32gで超軽量、子どもも使いやすい!
コードの長さを調節することで、ヘッドランプとしてだけでなく、首から下げる、手首やポールに巻きつける、吊るすなどさまざまなシーンで使用できます。
20lmしかなく(一般的に登山に必要なのは300lm)、登山で使えない。

EXパワーヘッドランプ

【モンベル】EXパワーヘッドランプ
明るさ最大700ルーメンの大光量白色LED(1灯)を使用した、高機能・高出力のヘッドランプです。背面の分離式バッテリーパック(単3形電池)からの給電と、お持ちのモバイルバッテリー(別売)からの給電が可能な2WAY給電モデルです。ずり下がりを抑えてフィット感を高めるセンターベルト付き。ニッケル水素電池、リチウム電池にも対...

➝最大700ルーメンの大光量白色LED(1灯)を使用した、高機能・高出力のヘッドランプです。

700lmの明るさでとにかく遠くまで光が届く(最大で125m先まで)
ずり下がりを抑えてフィット感を高めるセンターベルト付き
単三アルカリ電池4本を用いるが、バッテリー持続時間は期待したほど長くないためよ微の電池が必要かも

まとめ

モンベルのヘッドライトは、正直めちゃくちゃオススメというものがない印象です。

価格を少し上げれば、

といった老舗ヘッドライトメーカーのアイテムが手に入るので、そちらがオススメです。

一方で、衣類や登山靴はモンベル製品かなりおすすめです。

これが私の結論です!