キリマンジャロ登山#3 | 前回のサマリ
ホロンボハット(3700m)からキボハット(4700m)へ向かう。
道中のサドル地帯のトレッキングが楽しすぎてペースがやや上がる。
キボハットで体調悪化。高山病だろうか、、、
キリマンジャロ登山#4 | キボハットにて
(夜の)11時起床、12時出発。
とにかくたくさん着込むようにと言われる。
服装はミレのあみあみ、モンベル雪山下着、モンベルウィックT、ミレー、マムートのフリース、ユニクロのウルトラライトダウン、パタゴニアのR2フリース、マーモットのダウン、マーモットのレイン上下、マウンテンイクイップメントのヤッケで完全装備。
相方は、あみあみ、モンベルウイックT、フォレストワードロープのロンT、ノースフェイスフリース、ユニクロウルトラライトダウン、モンベルダウン、アークテリクスの雨具、マウンテンハードウェアのハードシェルで着こむ。
事前情報によると凍るほど寒いとのことだったがたくさん着込めば問題はない。
靴下登山用の靴下を2重にした。
寝る前、起床後にダイアモックスをのんだがトイレは平気だった。
11時起床で朝ごはんはビスケットとホットドリンク。
相方(女)がモゾモゾしてたので聞いてみると上は吐き気、下は下痢で阿鼻叫喚だったらしい。
別室の人は10時ごろからゴソゴソしてたので、10時起床11時出発の半もあるみたいだ。
パッキングを済ませて、ガイドと合流する。
キリマンジャロ登山#4 | ウフルピークへ
キリマンジャロの山頂は富士山のようにお鉢になっており、まずは急登を登りお鉢の端のギルマンズポイント(5,682m)を目指す。
余談だが、キリマンジャロ登山の登頂証明書はギルマンズポイントにたどり着けばもらえるらしい。
today is todayとガイドに励まされる。とってもいいガイドだ。
登りはチーフガイドのモーガさんがペース調整をしてくれる。
非常にポレポレで、かなりありがたかった。
ちなみに荷物は全て持ってくれていた。
朝は真っ暗闇の中ざれた坂道をひたすら登っていく。
ざれているが足場は安定している。富士山と似たような感じだと思う。
暗闇の中、単調な登りをこまめにテルモスでお湯を取りながらひたすら進む。
相方はお腹がいたく、自分は吐き気がずっとあったが登れたのは、ダイアモックスとガイドのペース配分のおかげだ。
朝ごはんが食べれなかったので持ってきたポカリでほっとポカリにすればよかった。
ホロンボハットで同室だった人の辛ラーメンが頭をチラついていた。
ギルマンズポイントにつくまで、相方はひたすら帰りたかったらしい(笑)。
暗闇の中急登を登るのはしんどかったが、アフリカの星空とモシの街あかり、周りのツアー客のヘッデンに照らされながら、ヤマレコで距離を刻んでいく。
山レコはアフリカでも機能し偉大すぎた。
5681m地点にあるギルマンズポイントに達するとそこから先はカルデラ地形の周りをやや登り5730のステラポイントを経て、5896のウフルピークに達する。
夜明けは6時半ごろと聞いていたが、6時前から明るくなり始める。
アフリカの日の出は真紅だった。
人類の始まりを体感した。
氷河もまだ残っていた。
昔に比べたら減少しているが、残っているうちに見れてよかった。
2040年にはなくなってしまうのだろうか。。。。
ウフルピークに達した時は、感動し涙があふれた。
ここまで来るのは日本での準備も含めて本当に大変だった。
あきらめずに頑張って良かった!!!
キリマンジャロ登山#4 | キボハットへ
しばらく写真を撮り、そこからは爆速下山が始まる。
標準コースタイム0.6倍…。
登りはあれだけポレポレだったのに(笑)
太陽が出ることで気温はグッと上がる。
行きはあんなに苦戦したキボバットからギルマンズポイントまでの坂道が一瞬だった。
スキーの要領で下り続ける。
キリマンジャロ登山#4 | キボハットにて
7時半ごろキボハットに辿り着き朝食を取る。
ガーリックトーストなどをいただく。
疲労困憊で達成感半端なかった。
11時まで仮眠する。
キリマンジャロ登山#4 | ホロンボハットへ
再び下山を始める。吐き気が止まず少し吐く。
体調をもどすには標高を下げた方が良いとのことでホロンボハットへ向かう。
ジョセフィーさんにキリマンジャロソングやキリマンジャロの逸話を教えてもらう。
キリマンジャロにはキボ峰、マウェンジ峰、シラ峰の三つがあるらしい。
ジョセフィーさんは最近、サブガイドへの昇格を果たしたそうだ。もともと地理と英語の先生を目指していたそうで、タンザニアから出たことがないのに英語がとても流暢だった。
ポーターとしての下積みを経験し、今はガイドを目指していると言う。
とても素敵なひとだった。
キリマンジャロ登山#4 | ホロンボハットにて
13時半ごろホロンボハットに着く。
今日は同室のようで、韓国人女性とスイス人男性と同じだった。
お湯をもらい、顔と手足を拭いたら昼ごはんを食べに向かう。
ポトフで美味しかったが、吐き気があったので少ししか食べられなかった。
あまりの疲労感でそのまま17時半の夜ご飯まで仮眠。
コックのホセさんは寒そうな格好だったので、ユニクロのダウンを寄贈する。
夜ダイアモックスを4分の1飲む。4分の1なら夜トイレに行かなくてもいいようだ。
明日は6時起床、7時出発。12時ごろ下山の予定だ。
キリマンジャロ登山#4 | 反省点
吐き気があり、あまり食べれなかったの反省。
日本から食べやすいお菓子を持ってくればよかった。