【2024年】キナバル登山の費用は?チップや入山料、宿泊費を徹底解説!

キナバル
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はじめまして、ポレポレです。
当ブログでは、海外登山・日本の名峰について徹底解説します!

▶私の登山遍歴
・高校・大学は山岳部
・某登山ショップのバイト経験
・100名山は50座程度
・2023年キリマンジャロ登頂
・2024年キナバル登頂

多くの個人ブログの情報に助けられ、これまで登山を楽しんできました。このブログがきっかけで登山を始めたり、登頂確率が高まれば幸せです!

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キナバル登山についてお調べの皆さん、こんにちは!

この記事では、2024年2月にキナバル登山に成功した経験者7人の体験談をもとに、「キナバル登山で必要な費用のすべて」について徹底解説します!

また、キナバル登山を安く済ませるちょっとしたコツについても紹介します!

 

【キナバル登山概要】
・登山時期:2024年2月15日~16日
・登山人数:7人
・登山方法:現地ツアー会社
・登山費用:全部で18万円程度

 

ちなみに、地球の歩き方のマレーシア編オススメです!
キナバル自体は1泊2日で登ることができるため、登山前後の観光地を探すときに欠かせません!

https://amzn.to/4evrnLL

 

キナバル登山の前提知識

キナバル登山について
・標高4095mで、東南アジア最高峰
・登山口から頂上まで8.72km
・登山初心者でもOK(部屋着の人いました(笑))
・1泊2日or2泊3日で可能
・1日の上限は165人
・宿泊施設の予約・ガイド確保必須
・3月~8月がオススメ(通年〇)
・2023年に値上げ、、、

キナバル登山の費用は?

キナバル登山の費用は、15万円~30万円(RM5000~RM10000)が目安です。
※為替・時期・人数によって変動
※1人当たり
※2024年2月時点で、RM1=30円

内訳は、

  • コタキナバル国際空港への往復航空費
  • コタキナバル国際空港➝ホテルの送迎費
  • ホテル宿泊費
  • キナバル1泊2日現地ツアー費
  • ホテル宿泊費
  • ホテル➝コタキナバル国際空港の送迎費
  • その他

となります。

だいたい全体の8割を往復航空費とツアー費の2つが占めます。

一般的に、キナバル登山ツアーには、現地移動交通費用(混載車)、宿泊料金、上記日程記載の食事、期間英語ガイド料金(送迎係員&登山ガイド)、公園入場料、登山許可料、登山証明が含まれます。

一方で、海外旅行傷病保険や登山装備費については含まれないことが多いです。

では、どうすればキナバルの登山費を安く抑えることができるのでしょうか?

結論として、キナバル登山は個人手配で行く場合が一番安いです。これからキナバルに登る3つの方法に分けて詳しく解説します!

キナバル登山の3つの方法は?

方法価格集合/解散おすすめ度
個人手配147,950円(RM4931)~コタキナバル市内2位
現地発ツアー156,250円~コタキナバル市内1位
日本初ツアー207,770円~東京・大阪3位

※価格については、成田空港スタートでキナバル登山をしてから再び帰国するまでにかかる費用のすべてのシミュレーションしました。
※1人当たりで計算
※2024年2月時点で、RM1=30円

個人手配で登る

個人手配が最も安い手段です。

個人手配:RM2265~2370(67950円~)
+
成田↔コタキナバル国際空港の航空費:7,0000円
空港↔市内、市内観光の交通費:2,000円
宿泊費(登山前後の2泊):4,000円
その他:3,000円

→合計で、147,950円(RM4931)
※1人当たりで計算
※2024年2月現在、RM1=30円で計算

個人手配を検討している場合は、登山日程が決まったら最優先で、キナバルの山頂から2.7km離れたラバンラタと呼ばれるエリアでの宿泊許可を取る必要があります。

理由として、キナバルはルール上、1泊2日以上の登山が必須ですが、1日の宿泊可能人数が165人に限定されているからです。

国内外のキナバル登山ブログでは、最短2か月前、繁忙期なら1年前の予約でも遅くないと紹介されています。

宿泊許可が取れたらあとは楽ちんです。

当日、登山口近くのキナバル公園事務所に出向き、キナバル公園入場料、登山許可証、登山保険、山岳ガイドの手配をお願いすればOKです。

任意で、ポーターや登頂証明書、キナバル公園事務所↔車で10分↔ティンポホン・ゲート(キナバル登山口)の送迎をつけることができます。

個人手配のやりかたは?


Sutera Santuary Lodgesにアクセス
(E-mail: info@suterasanctuarylodges.com.my
(Phone: +60 17 833 5322 | +60 15 4876 1800
②『BOOK NOW』をクリック
③必要事項を記入(登山予定日・人数・宿泊タイプ)
④『BOOK』をクリック
➝①~④を行い、宿泊施設の予約が完了することで、キナバル山に登る枠が確保されます。(1日上限165人)

⑤国立公園の保護費用支払い(RM50)
⑥登山許可証支払い(RM400)
⑦保険支払い(RM10)
⑧山岳ガイド確保(RM350)
➝⑤~⑧は、全員支払い必須です。登山当日にキナバル公園事務所(午前8時にオープン)の支払いとなります。

⑨証明書代(RM1)
⑩ポーター確保(1㎏あたりRM14)
⑪往復送迎サービス(1人あたりRM34)
➝⑨~⑪は、任意です。登山当日にキナバル公園事務所(午前8時にオープン)の支払いとなります。

合計RM2,265~2,370(67,950円~)です!
※5㎏をポーターに預ける想定

※2023年以降値上げ

さらに安くするには?

あまり知られていませんが、宿泊施設をラバンラタレストハウス➝サバパークスに格下げすることで、宿泊費を抑えることができます(RM1455➝RM899で、16680円お得!)になります。

こちらから予約できます。

現地発ツアーで登る

次に安いのが、現地発ツアー会社の利用です。私もこの方法で登頂しました。

現地発ツアー:RM2575(77,250円~)
+
成田↔コタキナバル国際空港の航空費:70,000円
空港↔市内、市内観光の交通費:2,000円
宿泊費(登山前後の2泊):4,000円
その他:3,000円

→合計で、156,250円(RM4,688)
※1人当たり
※2024年2月時点で、RM1=30円

 

コタキナバル市内のホテルに迎えに来てもらい、登山後は再びホテルまで送迎してもらうという方法です。

先ほど説明した、宿泊施設の確保に加えて

⑤国立公園の保護費用支払い
⑥登山許可証支払い
⑦保険支払い
⑧山岳ガイド確保
⑨証明書代
⑪往復送迎サービス

これらすべてをまるっと手配してくれます。(※ポーター費用についてはオプションです)

具体例として、実際に利用したボルネオトレイルについて解説します!

ボルネオトレイルについて

ボルネオトレイルは、キナバル登山で人気な現地ツアー会社です。良心的な価格設定と、日本語での連絡のやり取りが可能な点が高ポイントです!

最低2人~、30日以上前の予約が必須ですが、1泊2日のツアー料金はRM2575となります。

(私は7人ツアーで参加したので、RM2240でした!)

手順としては、

公式HPにアクセス
japanese@borneotrails.comに連絡
③メールのやり取り(パスポートの写真提出)


④登山スケジュールの決定!
⑤支払い
⑥当日ホテルで迎えを待つ

超簡単でした!

 

日本発着ツアーで登る

最後に割高ですが、一番安心で楽なのが日本発着のツアーを活用して登るという手段です。

予算は、時期・人数によっても変動しますが、

・A社 278000円~368000円(RM9,266~RM12,266)
・B社 207770円~234900円(RM6925~RM7,830)
※1人当たり
※2024年2月時点で、RM1=30円

あたりが相場です。

東京(成田空港)、大阪(関西空港)で集合し、再び日本に戻ってくるまでの面倒をすべて見てくれます。

個人手配や現地ツアー会社手配との違いは、

・コタキナバル国際空港に向かうフライトの予約
・空港↔ホテルまでの送迎
・登山ツアー前後のホテルの確保

など、キナバル登山以外もカバーされている点です。

 

独断でオススメするのは?

独断でオススメするのは、②の現地ツアー会社の利用です。

おすすめポイントとしては、ラバンラタでの宿泊施設の宿泊施設を比較的楽に確保しつつも予算を抑えられる点があげられます。

各現地ツアー会社があらかじめ、宿泊施設を枠を仕入れているため登山枠が比較的多いのと、連絡のやり取りがしやすい(個人手配の連絡対応は悪い体験談あり)という点で、量質ともに安心して宿を確保できます。

 

キナバル登山ガイドへのチップは?

キナバル登山のガイドへのチップは、必須ではないが、払うとベターなようです。

Q. 山岳ガイドやポーターへチップを払う必要がありますか?

A.チップは強制ではありませんが、お気持ちとしてお渡しいただけるとガイドやポーターも喜びます。

山岳ガイド1名につきRM50-200が目安となりますが、パーティの人数が1~2名の場合はRM50、10名以上の団体の場合はRM200となります。ポーター1名につきRM30-50 が相場となります。

ボルネオトレイルによると、上記のようなQAがありました。

私のグループは、2人のガイドに合計RM300を支払いました。(7人のグループ登山だったので、1人当たり1285円)

チップは任意ですが、実際には登山ガイドの生活を成り立たせる側面があり、渡すのが通例なようです。

※マレーシアにはチップの慣習はありません

 

キナバル登山の装備費は?

キナバル登山の装備費は、それほどかかりません。キナバルに登る際に最低限必要なのは、

・ザック(リュックサック)
・パスポート
・滑りにくい靴
・防寒具/ウインドブレイカー
・行動食
・ティッシュペーパー
・アメニティーグッズ
・水筒
・汗拭きタオル
・手袋
・帽子
・雨具
・ヘッドライト
・ザックカバー(リュックカバー)

です。

1泊2日の登山で、登山道もすべて整備されているため普通の運動着があれば登ることができます。

 

キナバル登山前後の移動費は?

コタキナバル国際空港から市内のホテル、市内観光はすべて『GRAB』という配車サービスを使うことで、安く、楽に移動できます。

だいたい、コタキナバル国際空港➝市内の約8kmで500円程度であり、複数人で乗れば割り勘をできるためかなり安価な移動手段となります。

コタキナバルに1週間程度の滞在で、2、3000円以内に抑えられるイメージです。

 

キナバル登山前後の宿泊費は?

コタキナバルの宿泊は『Airbnb』を使うことで安価に抑えられます。1泊1人で2000円程度から止まることができます。

『Booking.com』でも、最安で1泊1人で1250円がありました!

複数人なら、Airbnbがオススメ。1人ならBooking.comが最安です。

私の場合、7人でAirbnbで泊まりましたが、1泊1人2000円程度でショッピングモールの真上、プール、サウナつきの好物件で泊まれました。

 

キナバル登山の航空費は?

成田↔コタキナバル国際空港のフライトは、『スカイスキャナー』経由でとりました。

・成田➝フィリピン➝コタキナバル国際空港
・コタキナバル国際空港➝フィリピン➝成田

合計で、7万4千円程度でした。

※今現在最安は、中国東方航空ですが以前利用しようとした場合予約完了直前に10万円値上がりしたので個人的には微妙です。

 

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、2024年2月にキナバルに登った経験や国内外のキナバル登山情報をもとに、「キナバル登山に必要な費用」について徹底解説しました!

キナバル登山費用は、個人手配or現地発ツアーなら150,000円前後、日本発着のツアーなら200,000~300,000が相場です!

安く抑える方法としては、5人以上のグループで参加するというものがあります。