はじめに
こんにちは!ぽれとりです!
- ペツルのヘッドライトがなぜおすすめなのか?
- ペツルのヘッドライト、結局どれを選ぶべきなの?
- モンベルやブラックダイヤモンドとの違いは?
こんなお悩みありませんか?
ペツルには「ティカ」「アクティック」「スイフト」などのシリーズがあり、さらに「コア」モデルの有無など選択肢が多いため、どれが最適か判断しにくいですよね。
【この記事で分かること】
・なぜ、ペツルのヘッドライトがオススメなのか
・ペツルのヘッドライト20種類の中で、オススメの1品
・2026年最新のペツルのヘッドライト動向
・登山者100人のヘッドライトにまつわる失敗3選
私自身、最も好きな登山装備はヘッドライトです。
登山歴10年の中で考え抜いた私なりのヘッドライト選びのコツや、高校・大学・社会人と合計100人以上の登山者と関わる中で見聞きした「ヘッドライトにまつわる失敗談」についてもお伝えします!
【結論】イチオシはティカ
9割の登山者が買うべき、ペツルのヘッドライトは「ティカ」です。
良く比較されるのは、ブラックダイヤモンドのSPOT350で、ほぼ同スペックです。
あえて比較するなら、SPOT350に対してティカのメリットは、①2000円程度安く、②ボタン1つで操作性に優れていること。
デメリットは、①完全防水ではないこと、②8g重たくなることです。
私は沢登りをしていた関係で、防水機能を重視しSPOT350を使っていましたが、もし縦走登山メインだったら、抜群の費用対効果なティカを購入していたと思います。
なぜ登山でヘッドライトが必要なのか?
登山でヘッドライトが必要な場面は3つです。
- 計画的な夜間・早朝行動で活用
- テント泊時に宿泊地で活用
- 予期せぬトラブル時に活用
特に、「予期せぬトラブル時に活用」が大切です。日帰り予定であっても、道に迷ったり、怪我をしたり、あるいは体力の消耗で計画より時間がかかってしまうことは珍しくありません。
街中と違い、山には街灯が一切無く、暗闇で視界を失うと滑落や道迷いリスクが飛躍的に高まります。そのため、日帰り登山でもヘッドライトは携行必須になります。
ヘッドライトを選ぶ判断基準は?
ヘッドライトを選ぶ際の私の判断基準は下記です。

特に、赤字の3つを下回る場合、購入しません。
- 最低300ルーメンあるか
- 赤色を使えるか
- 100g未満か
個人的に、300ルーメン以下の場合、手元は見えても先まで見通すことができず不十分に感じます。私自身、丹沢山系でのバリエーション登山の際に行程時間が大幅に長引き、完全に日が暮れた夜8時、先まで見通すことができず非常に不安だった経験があります。(バリエーションやる可能性がある人は、ミックスモード推奨です)
また、赤色を使えるかは山のマナーとして重要になります。人気のテント場で、早朝・深夜に行動する際に他人のテントに白色の光を当ててしまうと睡眠妨害になり、怒られるケースもあります。
最後に、重量が100g以下であることも地味に重要です。100gを超えてくると「なんとなく重いなぁ」と感じるようになります。私の山友達は、重いヘッドライトを購入したばっかりに、頭につけず手で持って歩いていました。
なぜペツルが人気なのか?
ヘッドライトは「予期せぬトラブル時に活用」する重要な装備であるため、老舗ペツルが登山者の間では人気なブランドになっています。
ペツルとは?
「ペツル」とは、フランスに拠点を置く世界的なクライミングおよび登山ギアの老舗メーカーです。登山家からレスキュー隊、高所作業のプロフェッショナルまで、過酷な環境で活動する人々から圧倒的な信頼を寄せられています。
1970年代に世界で初めてヘッドランプを開発したパイオニアで、世界で初めてLEDを光源に採用したヘッドランプ「ティカ」は、現在も「ヘッドライトの代名詞」的な存在として、初心者から上級者まで幅広く愛用されています
ペツルが人気な11の理由
ペツルのヘッドライトが人気な理由は、ざっと11個あります。
- パイオニアゆえの信頼性
- 耐久性の高さ(5年の長期保証)
- 光量とビームパターンの自動調整
- 乾電池と充電式電池どちらも使用可
- ボタン1つのシンプル操作
- 電池残量が分かること
- バンドが取りし可能なこと
- 蓄光機能で、暗闇でも探せる
- 付属のポーチがランタンに
- 140°の角度調整幅
- USB Type-Cでも充電可能
2025年8月のフルモデルチェンジにより、多くの主要モデルでUSB Type-C対応の充電池(コア)が採用され、照射性能が向上しています
【独断】ペツルが特に強い2つの特徴
個人的に特に強みだと感じるは、①ボタン1つのシンプル操作と、②痒い所に手が届く工夫(蓄光機能・ポーチがランタンに・type-Cでも充電可能)です。
他の機能は、ブラックダイヤモンドやモンベルにもあることが多いのですが、①②はペツル独自の良さだと感じます。
ボタン1つのシンプル操作
ペツルのヘッドライトは超シンプル。
ボタンが1つしかないため、「どこを押せばよいのか?」と迷わず誰でも簡単に使えます。また、ボタンが大きいので暗闇の中でもヘッドライトを装着したまま切り替えることができます。
痒い所に手が届く工夫
ペツルのヘッドライトは現場目線。痒い所に手が届きます。
- 朝起きてヘッドライトがどこにあるのか分からない、、
- テント内で使うときテント全体を明るくしたい!
- スマホと同じケーブルで充電したい、、、
ヘッドライトを使うと必ず感じる3大悩みに対して、ペツルは先回り解決してくれます。
ペツルと主要ブランド5社の比較
商品にもよりますが、ペツルと他ブランド5社を比較すると下記になります。
| ブランド | 主な強み |
| ペツル | 圧倒的な信頼性と5年間の長期保証 |
| ブラックダイヤモンド | 高出力(ルーメン)と高い防水・防塵性能(IP67以上) |
| マイルストーン | 霧に強い電球色(暖色)と軽量・コンパクト設計 |
| レッドレンザー | 優れた光学技術と最大7年の長期保証 |
| モンベル | 圧倒的なコストパフォーマンスと国内仕様の安心感 |
| ジェントス | 明るさと電池持ちのバランス、手頃な価格設定 |
おすすめな人は、
- 信頼とシンプルさなら ペツル
- 過酷な天候と明るさなら ブラックダイヤモンド
- ガスへの強さと軽さなら マイルストーン
- 遠くを照らす光学性能なら レッドレンザー
- 安さと安心の国内仕様なら モンベル
になります。
ペツルのヘッドライト21種
ペツルヘッドライト一覧
ペツルのヘッドライトは全体で21種類程度ありますが、一般登山者が抑えるべきは「ティキナ・ティカ・アクティック」の3つです。ティキナ→ティカ→アクティックの順で性能がよくなり、価格が高くなります。
- ティキナ
- ティカ
- ティカ コア
- アクティック
- アクティック コア
- ビンディ
- スイフト RL
- NAO RL
- NAO+(ベルトキット)
- IKO / IKO CORE
- アリア(アリア 1 / アリア R / アリア 1 RGB)
- ピクサ(ピクサ 1 / ピクサ 2 / ピクサ 3)
- イーライト(LEDヘッドライト イーライト)
- ティキッド
- DUO RL / DUO S
コア(CORE)とは?
ペツルの「コア(CORE)」とは、同社のヘッドランプに使用される専用のリチャージャブルバッテリー(充電式電池)のことです。
「ティカ コア」と「ティカ」の違いは、最初からコアが付属しているか、乾電池(単4×3本)が付属しているかという点にあります。
コアは5,000円と高価ですが、単4乾電池(3本約300円)を17回以上交換するなら、コアの方が安上がりです。月に1〜2回登山に行く人なら、1年強で元が取れる計算です。
やはりコア高いなぁと思う方は、ティカ(TIKKA)を最初に購入し、後から必要に応じて、別売りのリチャージャブルバッテリー「コア(CORE)」を買い足して「ティカ コア」として使用するのがオススメです。


ハイブリッドコンセプトの核
ペツルの多くのヘッドライトは「ハイブリッドコンセプト」という設計を採用しており、この専用バッテリー「コア」と、市販の単4乾電池3本のどちらでも電源として使用できるようになっています。
これにより、普段の活動では経済的なコアを使い、長期山行や緊急時には入手しやすい乾電池を予備として備えるといった柔軟な運用が可能です。
USB Type-Cへの対応
新のアップデート(2025年モデル以降)により、コアの充電規格はUSB Type-Cに変更されました。
これにより、スマートフォンの充電ケーブルなど他のデバイスと周辺機器を統一できるため、登山時に持ち運ぶコードの種類を減らすことができます。
パフォーマンスの向上
コアはただのバッテリーではなく、パフォーマンス向上にもつながります。
- 明るさのアップ 一部のモデルを除き、コアを使用することで最大照射力(ルーメン数)が約30%向上します。
- 低温への強さ: リチウムイオン電池であるコアは、低温環境下でも優れた性能を発揮し、電圧降下が少ないため、長時間一定の明るさを保ちやすい特性があります。
ペツル主要3種の比較
「ティキナ・ティカ・アクティック」の3つについてそれぞれ紹介します。ティキナがエントリーモデル・ティカが定番モデル・アクティックが上位モデルです。9割の普通の登山者はティカが無難です。
| 項目 | ティキナ (入門) | ティカ (定番) | アクティック (上位) |
| 明るさ | 300 lm | 350 lm | 450 lm |
| 赤色光 | × なし | ○ あり | ○ あり |
| ビーム | ワイドのみ | ワイドのみ | ミックス (遠射可) |
| 重量 | 92g | 94g | 98g |
| 価格(目安) | 約4,000円 | 約5,000円 | 約8,000円 |
| 一言で | 「予備」ならこれ | 「登山」ならこれ | 「岩場・夜歩き」ならこれ |
ティキナ
ペツルのエントリーモデルです。価格が最も安く、操作が非常にシンプル。日帰り登山の予備や、キャンプ、夜間の散歩向け。

【ティキナの基本スペック】
- 300 ルーメン
- 赤色光は無し
- 92g(電池込み)
- ワイドビーム
- IPX4(全天候型の防水性)
- 約4,000円
個人的なGood/Badは下記です。
約4,000円で、300ルーメンの光量があるコスパの良さは魅力的です。
Good
- 300 ルーメンの光量
- 92gと軽い
- 5,000円を切るコスパ
Bad
- 赤色光を使えない
- スポットビーム使えない
- 誤点灯防止のロック機能なし
- バッテリー残量表示なし
- 蓄光リフレクター無し
- ランタンの付属ポーチ無し
おすすめな人
- 「お守り」として持ち歩く日帰りハイカー
- キャンプや夜間の散歩など、日常使いがメインの人
向かない人
- 山小屋泊やテント泊を予定している人
- 今後、複数回山に行く可能性がある人
ティカ

【ティカの基本スペック】
- 350 ルーメン
- 赤色光あり
- 94g(電池込み)
- ワイドビーム
- IPX4(全天候型の防水性)
- 約5,000円
個人的なGood/Badは下記です。
Goodはティキナより、たった1000円程度高いだけで抜群の機能性です。正直、ある程度本格登山(日帰りでも5時間以上の工程だったり、宿泊登山)をする人はティカ一択です。
Good
- 350 ルーメンの光量
- 赤色光を使える
- 92gと軽い
- 全天候型の防水性
- 5,000円を切るコスパ
- 誤点灯防止のロック機能あり
- バッテリー残量表示あり
- 蓄光リフレクターあり
- ランタンの付属ポーチあり
BADは、スポットビームが使えないことです。
バリエーション登山を行い、不明瞭かつ足元不安定な中ぐいぐい歩きたい人は、ペツルのアクティックか、ブラックダイヤモンドのスポット350がオススメです。
Bad
- スポットビーム使えない
おすすめな人/向かない人は下記です。
おすすめな人
- ほぼすべての登山者(9割ぐらい)
- 「失敗したくない」登山ビギナー
- 日帰り〜整備された山小屋泊がメインの人
向かない人
- バリエーション登山中心の上級者
- 夜間行動やルートファインディングを頻繁に行う人
- トレイルランニングなどスピードの速い活動をする人
私がこれから山を始める友人にオススメするとしたらティカ一択です。
アクティック
行動派向け上位機種モデルになります。 遠くまで照らすスポット光を備えており、本格的なバリエーション登山をする人向けになります。
【アクティックの基本スペック】
- 450 ルーメン
- 赤色光あり
- 98g(電池込み)
- ワイド、ミックスビーム
- IPX4(全天候型の防水性)
- 約8,000円
個人的なGood/Badは下記です。
何よりもミックスビームを使える=遠くまで光を届けられることが一番の価値です。その分、価格は高くなりますが、バリエーション登山をする場合はアクティック一択です。
Good
- 450 ルーメンの光量
- 赤色光を使える
- ミックスビームを使える
- 全天候型の防水性
- 誤点灯防止のロック機能あり
- バッテリー残量表示あり
- 蓄光リフレクターあり
- ランタンの付属ポーチあり
Bad
- 価格が高い
おすすめな人/向かない人は下記です。
オススメな人
- バリエーション登山に挑戦する人
- 「道迷い」を徹底的に防ぎたい人
- 「迷ったら一番いいやつ」を選びたい本気派
向かない人
- 登山道が整備されている山しか行かない人
- 1g単位で荷物を削りたい軽量化マニア
道なき道を行くバリエーション登山をするひとには、アクティックかなりおすすめです。
【登山者100人の失敗談】ヘッドライト編
私は、高校(20人規模)・大学(70人規模)と山岳部に所属し、社会人になってからも登山サークル(5人規模)に入っていることもあり、「登山初心者がどんな失敗をするのか」について色んなケースを見てきました。
また私自身、登山歴10年の中で数々の失敗をしてきたので、代表的な登山ヘッドライトの失敗談を紹介します!
Case1:安物買いの銭失い
登山用ヘッドライトの失敗事例No1はこれです。中途半端に節約しようとして、実用に耐えない装備を購入するケースです。例えば、35ルーメンの光量しかない、モンベルの最安ヘッドライト「コンパクト マルチランプ」を購入していた友人は、あまりに使えず、翌日買いなおしていました。
Case2:気づいたら充電0でつかない
気づいたら充電0も非常によくあるケースです。乾電池式の場合、登山後乾電池を入れたままにして、電池残量が減っているにもかかわらずそのまま山に持って行く場合です。私もよくやるミスなので、必ず登山前日に残量確認するようにしています。また、予備の乾電池は必ず持って行くようにしましょう。
Case3:ヘッドライトが見つからない
これも心当たりある人多いのではないでしょうか。ザックの中に適当にしまっていて、緊急時すぐに取り出せないパターン。私は、必ずザック上部の雨蓋部分に入れるようにしています。
特に、安物買いの銭失いが発生しやすい登山装備の1つなので、中途半端なものを買うよりも王道バランスモデルを買うのが、後悔なくオススメです。ペツルの場合は、ティカが無難。
まとめ
2026年現在、多くの登山者がスマホやモバイルバッテリーをUSB Type-Cで統一しています。
ペツルがType-Cに対応したことで、『山に持っていくケーブルを1本に絞れる』。
この身軽さこそが今、ペツルを選ぶべき強力な理由になります。
petzlのヘッドライトの中でも
これが私の結論です!





