【10月ではなく12月が穴場？】ネパールトレッキングの季節別攻略法とは？

はじめに

• ネパールトレッキングにオススメな季節
• 季節ごとのメリット・デメリット
• なぜ、12月～1月が穴場なのか
• 初心者が特に気を付けるべきこと

について分かります！

結論

ネパールトレッキングのベストシーズンは2回です。3月~5月と10月~11月になります。3月～5月の早春は気候的に安定し、標高2000m以下では気温が穏やかで、標高4000m以上の場所では空が澄み切ります。また、10月～11月は乾季に入りたてで、年間を通じて最も降水量が少なくなります。

個人的には、12月～1月が一番オススメです。やや肌寒いですが、天気は安定し、混雑しないためです。

他方、避けるべきは6月～9月です。気温は温かいですが、雨季ど真ん中で眺望を楽しめません。

雨季と乾季

RESPONSIBLE TRBELの記事より引用

ネパールトレッキングの季節を選ぶ上で必ず押さえるべきことは、

• 6月～9月：雨季（トレッキング✕）
• 10月～5月：乾季（トレッキング〇）

ということです。

6月～9月はモンスーンの影響で、大雨になりトレッキングルートが冠水するのが一般的です。チベット国境のワイルドネパールを除いて、基本的にトレッキングに適さない季節となります。

10月～5月は基本的にトレッキングが可能ですが、10月～11月と3月～5月の温かい時期は混雑します。他方、12月～2月の寒い時期は空いています。後は、混雑度合いと温かさのバランス調整次第です。

季節別メリット・デメリット

3月～5月

ネパールトレッキングのベストシーズンの1つ。安定する天気に加えて、シャクナゲを代表とする植物を楽しみながらトレッキングできる。（特に標高が低いプーンヒルトレッキングではオススメ）

６月～９月

モンスーン雨によりトレッキングに向かない。低地ではヒルが発生し、山間部ではずっと雲に覆われる。

10月～11月

ネパールで最高のトレッキングシーズン。天候も安定し、アンナプルナサーキットでは、夜間であっても氷点下になることはほとんどない。それゆえに混む。

12月～２月

夜は氷点下まで冷え込むが、寒さが気にならないのであれば空いているのでオススメです。実際に、2025年1月にマルディ・ヒマ―ルトレッキングをした際には、日中は半袖でも大丈夫でした。（ただし、夜間は着込みました）

タイプ別オススメ季節

混雑を避けたい人！

混雑を避けたい人は、

• 12月～2月

がオススメです。やや冷え込むことを除いてはトレッキング日和で、それほど混雑しません。

また、時間短縮の観点でもお勧めできます。トレッキング中の昼食は、ルート途中にあるホテルのレストハウスでとることが一般的ですが、提供時間が遅く、早くてもだいたい30分ぐらいは待ちました。1月に行った際には、自分がオーダーする前に15人以上の登山者がレストハウスにいたため、料理の提供まで1時間半ぐらい待ちました。ベストシーズンに長蛇の列を並ぶと思うとおっくうになります。

寒い季節が苦手な人！

寒い季節を避けたい人は、

• 3月～5月

がオススメです。

日中のみならず、夜間も暖かいのが春先の季節のみになります。10月～11月は日中温かいのですが、夜間は冷え込みます。

初心者が注意するべきこと

シュラフを持っていくこと

ネパールの山小屋には暖房設備がありません。備え付けのベッドに布団はありますが、氷点下以下になると寒すぎて眠れなくなります。特に12月～2月に行く場合は、シュラフの持参が必須です。

現地ツアー会社から、確か1日NPR500ぐらいで借りることもできます。

保温ボトルを持っていくこと

基本的に標高が高く冷えやすいため、低体温症対策で保温ボトルを持っていくことがオススメです。山小屋では水は有料（１LでNPR250ぐらい）なため、ポットのお湯を購入し、保温ボトルに入れるのがオススメです。

まとめ

この記事では、ネパールトレッキングのオススメな季節について徹底的に解説しました。

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