【2023年】キリマンジャロ登山#1 マラングゲート~マンダラハット

キリマンジャロ
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はじめまして、ポレポレです。
当ブログでは、海外登山・日本の名峰について徹底解説します!

▶私の登山遍歴
・高校・大学は山岳部
・某登山ショップのバイト経験
・100名山は50座程度
・2023年キリマンジャロ登頂
・2024年キナバル登頂

多くの個人ブログの情報に助けられ、これまで登山を楽しんできました。このブログがきっかけで登山を始めたり、登頂確率が高まれば幸せです!

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キリマンジャロ登山#0 | 前回のサマリ

成田空港➝キリマンジャロ国際空港へ21時間のフライトで向かう。

タンザニアの入国審査にビビりながら、無事入国!

空港入口で現地ツアー会社社長のデイビッドと合流し、ボロいトヨタ車に揺られながら、キリマンジャロ登山の最寄り町モシへ向かう。

デイビッドが紹介してくれたMBUGANI・HOTELに15時ごろ到着。

ホテルで一息ついたら、ツアー会社に向かい、4泊5日のマラングルートツアーで契約成立。

 

キリマンジャロ登山#1 | マラングゲートまで

@MBUGANI・HOTEL

前日の疲れもあり、9時間睡眠でぐっすり、現地時間の5時半起床(時差6時間)。疲労感のおかげか時差ボケもなく現地の時間に適応できた。

パッキング

ホテルの朝食まで2時間程度あったので、パッキングをしながら時間を潰す。

この段階でポーターに渡す荷物、ホテルに置いていく荷物、自分たちで持ち運ぶ荷物を分ける。

ホテルに置いていく荷物は念のため鍵がかけられるものにするのが無難で、普通のリュックでも南京錠などでの防犯はした方がいいと思う。

今回我々はモンベルのバランスライト(40L)で登頂を目指す。

バランスライトに防寒具等のかさばる荷物を入れて、15lのリュックに水(2L)・レインウエアの上・薬・貴重品・日焼け止め・サングラス等を入れて準備をすます。

※ガイド・ポーター・コックと一緒に登山すると思っていたが、実際はガイド2名+自分+相方の4名での登山となり、ポーターとコックは別行動なためポーターに預けた荷物は登山中に回収することができない。

朝食

朝食は簡易的なビュッフェ形式。

水が怖かったが美味しくて謎のスムージーを3杯飲んだ。

キリマンジャロティーも美味しい!日本だとキリマンジャロはコーヒーのイメージが強いが、現地ではキリマンジャロコーヒーは一回も出ず、毎回キリマンジャロティーだった。

 

ツアー会社と合流

9時にホテルのロビーで今回お世話になるツアー会社の面々と合流。

デイビッドが2人のガイドを連れてきてくれる。一人がガイドのモーガ、もう一人がサブガイドのジョセフィーだ。

軽く挨拶をしてホテル前に迎えに来ているトヨタのハイエースに乗る。

驚いたことに8人乗りの車を9人で登山口まで目指す。

後部座席にジョセフィー+3名のポーター、中部に自分と相方とデイビッド、前方に運転手とモーガ。

後部座席には4人と荷物でかなりきつそうだったが、これがタンザニアスタイルなのか?!

マラングルートの登山口があるケニア方面まで車で向かう中、ジョセフィーからキリマンジャロが単独峰で1番高いと教えてもらう。

日本とは車窓から見れる景色がまるで違いテンションが上がる。バオバオ見れた。バカでかい。

キリマンジャロ登山#1 | マラングゲートにて

モシから車で2時間程度進むとキリマンジャロの登山口であるマラングゲートについた。

キリマンジャロは国立公園であり入山手続きが必要で、名前やパスポート番号をモーガに言われるままに記入。

モーガが手続きをしている間、我々2人はベンチがたくさんある待合室のようなところに案内され、箱二つと1.5リットルの水二つが渡される。

箱の中身は食料だ。何の説明もなかったため、とりあえず水はプラティパスに入れ替えて、食料を食べ始める。

量が非常に多いがとてもおいしい。途中きたジョセフィーから食料は行動食だから残しておくようにと言われる。

結局登山口にいたのは1時間かからないぐらいでスムーズな入山手続きだった。

 

キリマンジャロ登山#1 | マンダラハットへ

11時半ごろ登山開始。行程時間は3~4時間だと告げられる。

この日の行程は標高1800mの登山口から標高2800mにあるマンダラハットまで+1000mのアップだ。

セキュリティチェック(実際何をチェックしてるのかはよくわからなかった)を通過し、ジョセフィーから「オフィシャリースタート!」と言われテンションが上がる。

最初は樹林帯を歩く。

服装は下は長ズボン、上は半袖1枚。運動していないとTシャツ一枚では肌寒い程度だ。

道中には、ブルーモンキーやブラックバードなど日本では見られな動物がいる。またアリに気をつけろと言われる。噛まれると痛いらしい。

ジョセフィーからハクナマタタ、ポレポレ、ジャンボなどスワヒリ語を教えてもらう。

ハクナマタタはno problem、ポレポレはslowly slowly、ジャンボはhelloらしい。

日本の登山道と同じですれ違った人には挨拶をしながら登っていく。

開始から2時間程度歩いたところに休憩スポットあり、トイレもある。休憩地点で10分程度行動食を食べ、水を飲んだ。

休憩後再び2時間程度歩く。

道中2回ほど立ったまま水を飲み、15時ごろ2800m地点のマンダラハットに到達。

 

キリマンジャロ登山#1 | マンダラハットにて

日本の2800メートル地点より全然温かい。夜でも長袖一枚+フリースでちょうど良いくらいだった。まだ樹林帯にいることも驚きだ。

若干頭がくらくらするが許容範囲か。

名前やパスポート番号を記入した後、宿(ハット)を案内してもらう。ホセがバケツ二杯のお湯と石鹸をもってきてくれる。

持ってきた手ぬぐいを濡らし自分たちの体を拭いたあと、食堂のような場所に行きホットドリンクを飲む。

ココア、コーヒー、ミルク、紅茶に加えてお湯のポットが置いてある。至れり尽くせり。

余ったお湯は水筒へいれると宿に戻ったあともお湯を飲めるのでオススメ。

Wi-Fiは使えなかった。事前説明で各ハットにはWi-Fiがあり使えるとあるが、なぜか自分と相方のiPhoneは接続できなかった。

別の人のブログでもWi-Fiが使えなかったという記載があったので要注意。

部屋にはコンセントがあるのでいつでも充電可能だ。

またトイレにはトイレットペーパーがないため自分たちで持っていくことが必要だ。

すぐに横になると高山病になりやすいので高地順応するために30分程度付近をうろうろする。

世界中から集まった人たちに挨拶して周り楽しかった。

土地柄ヨーロッパからの人が多く、家族ぐるみで参加しているグループはとても賑やかだった。

18時に夕食でそれまで2時間程度時間があった。

循環を意識してとにかく水をたくさん飲む。

夕食は、ホットドリンク+スープ、じゃがいも、フィッシュフライ、アボカドサラダなど。

スープは具なしだがスパイシーでとても美味い。アボカドサラダには蜂蜜がかかっていた。個人的には微妙。

食堂では様々な国の言語が飛び交いぼーっとしているだけで楽しい。みなさんどんな話で盛り上がっていたのだろうか。

しばらくしてガイドが来て翌日の説明を受ける。6時半起床、7時集合と告げられる。

今日中にパッキングして、明日の朝食の時に水を補充するためにプラティパスを出すように指示された。

明日は昼頃に次のテンバに着く予定だから昼は向こうで食べるとのこと。

宿に戻ってパッキング、紫外線が気になるのでスキンケアのパックをする。冷たい、、。明日はできなそうだ。

整腸剤(私は山や旅行などのトイレ環境が悪くなると便秘になりやすいので旅行の際はビオフェルミンが必需品だ)、マルチビタミン、ダイアモクスを飲む。

ダイヤモクスの利尿作用で夜は3時間おきに3度起きた。

緊張でなかなか寝付けなかった。星空は昔見た屋久島の夜並みに綺麗だった。

キリマンジャロ登山#1 | 反省点

ペース管理がジョセフィーからモーガに変わりやや早くなった。

焦ったって仕方がないから少しでもペースが早いと感じた時点で「ポレポレ~」というべきだった。

また、もっと水を頻繁に飲んでも良かったかもしれない。