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【2026年最新】静岡県FUJI NAVIとは?富士山の事前登録アプリの使い方|入山証・eラーニング・支払い方法を解説!

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ぽれとり

登山歴10年。海外20か国。東京でサラリーマンとして働きながら、休暇を使って海外の山を歩いてきました。キリマンジャロ、ネパール、パタゴニア、ニュージーランドなど、これまで訪れた海外トレッキング先での経験をベースに、装備選びから現地手配、費用感まで、実用的な情報を発信しています。モットーは「世界を歩く。現役の、今この瞬間に」。仕事を続けながら、それでも世界の山に行きたい人へ。

はじめに

「静岡県側から富士山に登りたいんですが、FUJI NAVIってなんですか?」

こんなお悩みはありませんか?

2025年から静岡県側ルート(富士宮・須走・御殿場)の登山では、「静岡県FUJI NAVI」というアプリの事前登録が事実上必須になりました。2026年も同様の制度で運用されます。

事前登録のフローは、

  • アプリのインストール
  • ユーザー登録
  • 事前学習(eラーニング)
  • 富士山テストの全問正解
  • 入山料の支払い
  • 入山証(QRコード)の取得
  • 当日の現地提示

まで、全部で7〜8ステップあります。慣れていないと、当日になって「QRコードがどこにあるかわからない」「支払いの仕方が分からない」と慌てることになりかねません。

この記事では、FUJI NAVIの全体像と、登録から当日提示までの手順、よくある質問を整理しました。静岡県側から登る人は、富士山に行く前に一度通読しておくことをおすすめします。

第1章:FUJI NAVIとは何か

富士登山オフィシャルサイトより引用


FUJI NAVIは、静岡県が公式に提供する富士登山アプリです。

このアプリには2つの役割があります。

①静岡県側ルート(富士宮・須走・御殿場)から登る際の事前登録と入山証の取得・提示
②登山中の安全サポート機能(気象情報の通知、地図機能、緊急情報の表示など)が利用できます。

開発はモバイルチケットシステムを提供するレシップ株式会社が担当しています。

注意すべきは、FUJI NAVIアプリだけでは登録が完結しないです。入山料の支払いと入山証の発行は、別のWEBアプリ「QUICK TRIP」を経由して行います。FUJI NAVIアプリから自動でQUICK TRIPに遷移する仕組みになっていますが、アプリとWEBアプリの2つのシステムを行き来する2段階構造になっていることは押さえておくと混乱しません。

FUJI NAVIが必要な人・不要な人

必要な人

FUJI NAVIが必要な人は3パターンです。

第一に、静岡県側ルート(富士宮・須走・御殿場)から登る人すべてが対象です。

第二に、午後2時以降に入山する場合は、山小屋宿泊予約も別途必要です(FUJI NAVIで山小屋予約はできません)。

第三に、宿泊登山・日帰り登山にかかわらず登録が必要です。

不要な人

FUJI NAVIが不要な人は3パターンです。

第一に、山梨県側の吉田ルートから登る人。吉田ルートは別の通行予約システム(山梨県富士山吉田ルート通行予約システム)が運用されており、FUJI NAVIは使いません。

第二に、五合目までしか登らない観光客。山頂方向に進まない場合は、入山料の対象外です。

第三に、教育課程に基づく登山活動など、入山料免除対象者。

ただし、吉田ルートに登った人が下山時に静岡県側ルートを下る場合(プリンスルートなど)は、入山料の重複は発生しません。一度どちらかで4,000円を支払えば、その登山は完結します。

登録手順(事前準備編)

ここから具体的な登録手順に入ります。

ステップ1:アプリのインストール

App StoreまたはGoogle Playで「静岡県FUJI NAVI」と検索し、無料でインストールします。

開発元がレシップ株式会社になっているアプリが正規版です。類似名のアプリがある場合は、開発元を確認してください。

ステップ2:ユーザー登録

アプリを起動し、言語を選択して「新規登録」をタップ。日本語、英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語の7言語8表記に対応しています。

メールアドレスとパスワードを入力し、利用規約・プライバシーポリシーに同意します。

登録したメールアドレスに送られる確認コードをアプリ内で入力すると、ログインが完了します。

ステップ3:事前学習(eラーニング)

アプリ内の「事前学習」ページを開き、富士登山のルールやマナーに関する内容を読みます。約10〜15分程度の内容で、装備の重要性、高山病のリスク、ゴミ持ち帰り、トイレマナーなどが含まれます。

ステップ4:富士山テスト

事前学習を読み終えたら、「テストを受ける」をタップしてテストに進みます。

このテストは全問正解しないと合格になりません。間違えた場合は再受験できますが、問題は事前学習の内容から出題されるので、しっかり読み込んでおく必要があります。

ステップ5:登山者情報の登録

氏名、電話番号、居住国、都道府県、国籍、年齢、性別、富士登山経験回数、普段の運動習慣を入力します。

「登録する」をタップすると、登録完了です。ここまでがFUJI NAVIアプリ内での作業になります。

入山証の取得(QUICK TRIP編)

ユーザー登録と事前学習が完了したら、入山証の取得に進みます。これが2段階目のシステム「QUICK TRIP」での作業です。

ステップ6:QUICK TRIPへの遷移

FUJI NAVIアプリの下段「利用可能なチケット」ページから、「新たに入山証を取得する」を選択。自動的にQUICK TRIPの画面に遷移します。

ステップ7:登山プランの入力

登山形式(宿泊登山か日帰り登山か)と登山ルート(富士宮・須走・御殿場)を選択。

カレンダーから入山予定日を選び、以下の情報を入力します。

予約代表者氏名と電話番号、下山ルート、交通手段(バス・マイカー等)、山小屋の予約確認(宿泊登山の場合)、山小屋名(日帰り登山の場合は任意)、入山予定時刻、登山ルートを選んだ理由(任意)、目的地、ツアー参加の有無、同行者との関係性。

午後2時以降の入山予定時刻を選ぶ場合は、山小屋宿泊予約の確認が必要です。

ステップ8:入山料の支払い

支払い方法を選択します。クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、PayPayの4種類が利用可能。

入山料は1人1回4,000円。複数人分をまとめて支払う場合は、人数分の入山証を一度に取得できます。

注意点として、銀行振込やコンビニ払いには対応していません。クレジットカードや電子マネーが使えない場合は、当日現地で現金支払いも可能です(その場合はFUJI NAVI事前登録ではなく、現地受付になります)。

ステップ9:QRコードの取得

支払いが完了すると、入山証(QRコード)が発行されます。

「分配状況を確認する」→「この端末で使う」を選択し、FUJI NAVIアプリに戻ります。FUJI NAVIアプリに入山証が表示されるので、これで全ての事前手続きが完了です。

スクリーンショットを撮っておくと、当日の操作がスムーズになります。

当日の使い方

事前登録が完了したら、登山当日のフローは以下の通りです。

①登山口に到着したら、FUJI NAVIアプリを起動し、QRコード(入山証)を表示。

②受付窓口で現地係員にQRコードを提示。係員がスマートフォンの読み取り機でQRコードをスキャンします。

③午後2時から翌午前3時までの間に入山する場合は、山小屋宿泊予約の確認資料(予約完了メールなど)も合わせて提示します。

④認証が完了するとリストバンドが配布されます。このリストバンドは登山中の入山済み確認に使われるので、登山口で受け取ってから手首に装着してください。

⑤リストバンドを登山口のスタッフに提示して、入山開始です。

下山時は、入山時のリストバンドを着用したまま下山します。下山後にリストバンドを外して、回収ボックスに返却します。

スマホがない人・操作に不安がある人

スマホを持っていない場合や、アプリ操作に不安がある場合は、現地受付での手続きも可能です。

ステップとしては、各登山口五合目の受付窓口で書類記入、ルール・マナーの事前学習(10分程度)、入山料4,000円の納付(現金または各種キャッシュレス決済)、入山証とリストバンドの受け取り、認証後に入山、という流れです。

ただし、現地受付は所要時間が30〜40分程度かかります。繁忙期(お盆や週末)は受付の順番待ちが発生する可能性があるので、登山開始予定時刻より1時間以上前に到着する余裕を持ってください。

事前登録のメリットは大きく3つあります。

第一に、当日の手続き時間が短縮できる(QRコード提示だけで認証完了)。

第二に、繁忙期の順番待ちを回避できる。

第三に、キャンセル時の返金手続きがスムーズ。

可能であれば、事前にスマホ操作に慣れた家族・友人に手伝ってもらい、自宅でゆっくり登録しておくことをおすすめします。

よくある質問

Q1:登山日を変更できますか?

入山日当日まで変更・キャンセルが可能です。FUJI NAVIアプリのチケット詳細から変更・キャンセル操作ができます。

ただし、登山口での認証後(リストバンド受け取り後)はキャンセル不可になります。

Q2:キャンセルしたら入山料は返金されますか?

入山日前日までのキャンセルは全額返金されます。当日のキャンセル(認証前)も返金可能。認証後は返金されません。

Q3:複数人分の入山証を1台のスマホで管理できますか?

可能です。代表者が複数人分の入山証を購入し、家族や友人に分配することができます。「分配」機能でURLを共有して、相手のFUJI NAVIアプリで入山証を受け取ることができます。

Q4:オフラインでもQRコードは表示できますか?

QRコードは事前にダウンロードされた状態でアプリに保存されるので、登山口がオフライン環境でも表示可能です。万一のため、スクリーンショットを保存しておくと安心です。

Q5:山小屋予約はFUJI NAVIでできますか?

できません。FUJI NAVIは入山手続き専用のアプリで、山小屋予約は各山小屋の公式サイトまたは予約代行サイトで別途行ってください。

Q6:登山中、アプリの地図機能は使えますか?

使えます。GPS情報を利用した現在地表示、登山ルートの確認、緊急情報の通知などが利用可能。ただし、バッテリー消費が早くなるので、モバイルバッテリーの準備を推奨します。

まとめ

FUJI NAVIは、最初は手順が多く感じますが、一度登録すれば当日はQRコードを見せるだけで入山できる便利なシステムです。

事前登録の最重要ポイントは3つ。第一に、アプリインストール後の事前学習をしっかり読んでテストに全問正解すること。第二に、QUICK TRIPで入山料の支払いと入山証取得を完了すること。第三に、当日のQRコード提示と山小屋宿泊予約確認資料の準備。

2026年は登録開始が5月8日から。お盆や週末を狙う人は早めに登録しておきましょう。静岡県側からの富士登山は、吉田ルートとはまた違った景色と静かな登山道が魅力なので、ぜひFUJI NAVIを使いこなして安全な富士登山を楽しんでください。

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